知られざる美しい中庭風景 7

前回の知られざる美しい中庭風景6ではグラーツとザルツブルクの美しいルネッサンス様式の中庭を取り上げました。

 

今回はウィーンの旧市街地の一角の細長い中庭空間です。

 

こちらの空間はStubentorから

すぐの所にあるPostgasseから

入ることができる空間です。

 

ここに入るととても細長い中庭空間を見ることができます。

右と左の建物を結んでいる上部が

バロック的曲線とルネッサンス的なアーチが一体化した橋のようなものが印象的です。

 

この正面に見える数字は1365-1885と書かれ、その下には双頭の鷲を見ることができます。

 

実はこの界隈には元々ウィーン大学がありました。ウィーン大学は、1365年

ハプスブルグ家のルドルフ4世によって創立されたドイツ語圏では最古の大学です。

 

現在のウィーン大学はリンク道路上に移っていて、1884年に完成した重要な建築のひとつに数えられています。

 

ウィーン大学がリンク道路沿いに移転する1885年までここにあったことを

示しています。

 

この右側の建物のもっと奥にはイエズス会教会が位置しています。

 

こちらの空間も細長い中庭空間です。

 

ここはレストラングリーヒェンバイスルがあるFleischmarktから脇道的に伸びて

いる空間です。

 

正面には窓2つ分の細長い建物が見え、

その下にはバロック的アーチがあり、

さらにその奥にも空間が広がっているのがわかります。

 

左側をよく見ると日本でいう4階に

パヴラッチェン構造が見られます。

 

建物に囲まれた中庭空間も素敵ですが、

このような公道的な空間もおもしろい

ですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

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