クリスマスがどんどん近づいているウィーンです。
明日はAdventの第3日曜日となり、Adventskranzに3本目のロウソクが灯されます。
今日はクリスマスの話題からちょっと離れます。
赤ちゃんが生まれて名前を付けるのは両親の喜びのひとつですね。
こちらの名前はキリスト教ローマカトリックに登場する聖人の名前が一般的に多いと思いますが、近年では必ずしもキリスト教的な名前でない人もたくさんいます。
また、こちらでは親しい間柄ではあだ名で呼ぶ習慣が多く見られ、10年以上その人のことを知っていても苗字を意識しなかったなんてことはよくあります。
日本でもその年ごとに人気のある名前という統計が発表されますね。
ウィーンではどんな名前が人気があるのでしょうか?
今日はそれを少し見てみましょう。
もう何回も書いていますが、年間を通して生活の中で一番重要なイベントはクリスマスです。
ひと月以上もクリスマスの空気を楽しむことからも理解できます。
このクリスマスの時期には街中の主要な通りにイルミネーションが灯され、クリスマス市やプンシュ屋台が立ち、レストランやカフェ、商店のデコレーションなど・・・街中を歩くだけで楽しいです。
またもみの木を売る業者が準備を始め、また場所によってはもみの木がすでに売られている所もあります。
このクリスマス時期の仕事は年間を通してやっぱり特別な気持ちになりますね。
さて、今日はオーストリアクリスマス市ベスト10というタイトルで、オーストリアのどこのクリスマス市が人気があるかという統計をお知らせします。
オーストリアの物価は意外と高く、税金や社会保険などもかなりの天引き率があるので、まとまったお金を持っている人というのはそんなに多くないと思います。
2002年にユーロが導入されてからは、物価は明らかに上昇しています。
かつての通貨シリングの方が良かったという声はいまだに多く聞かれますね。
今日はオーストリアでの主だった職種別の年間所得を見てみましょう。
皆さん、夜はしっかり寝られていますか?
肉体的な疲れと精神的な疲れとでは熟睡できる度合いが違うと思います。
精神的に疲れている場合や遅く仕事から戻った場合などはすぐに寝ることが出来ない人は多いと思います。
こちらではどうでしょうか?
ウィーンは東京と比べれば生活のリズムはゆっくりしていると思いますが、何らかの理由で熟睡できない人は多いと思います。
今日はその辺の傾向を見てみましょう。
車文化もヨーロッパ文化のひとつでしょう。
ウィーンの街にも多くの車が走っています。
日本では路駐がほとんどないわけですが、逆にこちらは路駐が当たり前です。
多くのお客様が「これだけ路駐をしていても問題ないんでしょうか?」という質問をよく受けます。
街の歴史の方がずっと古いですから、後から来た車が街に共存させてもらっている・・・そんな感じです。
もちろんウィーンは路駐はしっかり規則の下に行われています。
オーストリアは世界的に見てかなりの車の保有率があり、ウィキペディアに掲載されている統計によれば19位となっていて、1.73人に1台の割合で車を所有しているようです。
ちなみに日本は17位ですのでオーストリアとほとんど変わりません。
さて、今日はオーストリアにおいて、どこのメーカーの車がどのくらい普及しているかという統計をお届します。
もう何年も前にビニール袋の環境汚染について話題にしたことがありました。
このままだと2050年には魚よりもプラスチック製品の方が海で多く見られると言われています。
日本でもこのテーマは結構取り上げられていますね。
EUでは今年3月の末に2021年よりかなりのプラスチック製品を禁止することを決定しました。
実際にはどんなプラスチック製品が該当するのでしょうか?
先週の日曜日、9月29日はオーストリアの総選挙・・・Nationalratswahl(国民議会選挙)が行われました。
御存知のように欧州諸国最年少の首相であったSebastian Kurzさん率いる国民党が大勝利を納めました。
地元の方にとってこの結果は予想通りだったと思います。
先に"首相であった・・・"と書きましたが、Kurzさんは2年前2017年10月の国民議会選挙で新国民党の党首として勝利を納め、同年12月18日より首相として活躍していました。
しかし・・・その後副首相が引き起こしたスキャンダルに巻き込まれることになります・・・。
ウィーンは土地の値段が高騰しています。
まだ土地が多くある外側の区では多くの集合住宅が建設されています。
持ち家として売られるもの、賃貸として、また最初は家賃のように払って10年後に購入できるようになるスタイルなどがあります。
持ち家の方が理想でしょうが、月々の支払は自由に決められても、最初にまとまったお金が必要であることや土地が高いこともあり、ウィーンでは庭があるような持ち家に住んでいる人の割合は20%ぐらいに過ぎません。
賃貸だって何十年も同じ所に住んでいる人は別として、年々家賃が上がっていますから、お手頃な住居を見つけるのが非常に難しくなっているのが現状です。
さて2016年9月6日付でオーストリアの住宅価格について触れましたが、現在ではどのくらいまで高騰しているのでしょうか?
去年2018年7月に持ち家の場合での1m²の価格をウィーンそれぞれの区で比較しましたが、今回はWohnung(アパート、集合住宅の一室)・・・持ちアパートの1m²の価格を見てみましょう。
ウィーンは415km²、人口190万弱、東京と同じ23区で成り立っているかなり広い街です。
ヨーロッパでは大都会と言っていいでしょう。
そのウィーンの公共交通機関はよく発達していて、世界でも5本指に入る営業距離数を持っています。
地下鉄 (U-BAHN)、路面電車(STRASSENBAHN)、路線バス(AUTOBUS)がウィーン市交通局の運営で、国鉄(SCHNELLBAHN)もウィーン市内であれば共通券で乗れるシステムになっています。
公共交通機関はウィーン市民の重要な足であると同時に、観光で訪れる方々にとっても必要不可欠でしょう。
"ウィーンこぼれ話"ではその時に思いついた色々なことをテーマにしています。
ためになる内容からどうでもいい内容まで様々です。
オーストリアはいまでこそ北海道よりもちょっと広いぐらいの小さい国ですが、この国がヨーロッパに与えた歴史的、文化的な影響は計り知れないものがあります。
今日は久しぶりに"オーストリア24時間"です。
このオーストリアにおいて、24時間の間に何がどのくらい起こるのかということをStatistik Austriaを始め、オーストリアの様々な専門分野や政府関係からの統計からまとめています。
ホイリゲと言えば必ずガイドブックに紹介されているウィーンやその周辺にあるこちらの文化のひとつで自家製ワインを飲ませる店・・・日本的に言えば居酒屋です。
多くの団体ツアーでも夕食にホイリゲに行くということがよくあります。
ホイリゲはちょっと郊外に行かないとその雰囲気を味わうことができません。
「ホイリゲ」とはドイツ語でheuer (ホイヤー)、heurig (ホイリヒ)「今年、今年の」という意味があり、新種のワインの名称でもあり、それを飲ませるお店もホイリゲと言います。
多くのホイリゲがウィーンや郊外のワイン産業地域にありますが、今年の5月に恒例のウィーンのホイリゲベスト10が発表されました。
約2年前の2017年5月16日付で電気自動車は普及するか?というタイトルで電気自動車の導入や主要自動車メーカーの電気自動車の種類と価格を紹介しました。
それから約2年が経ち、ウィーンの街中でもより多くの電気自動車が見られるようになり、充電スタンドも色々な所に設置されているので明らかに普及していることがわかります。
オーストリア政府がその当初2017年3月に電気自動車を購入する消費者へ4.000ユーロの援助金(一時的)が支払われるようになったことも急速な普及につながっています。
ヨーロッパ全体的に見ると現時点でオランダの次にオーストリアは第2位の電気自動はの普及率となっています。
今年3月15日にウィーンは世界で一番住みやすい街に10年連続で第1位となったことを話題にしました。
ウィーンが大好きな私にとっては非常に嬉しい結果となりました。
個人的にもウィーンは生活すること、人生を歩んで行くことに関してクオリティーが高い・・・ということを実感しています。
地元の人はそれを意識しているかどうかはわかりませんが、ウィーンの街を歩けば優雅さと上品さだけではなく、生活のリズムも何となくゆったりしていることを感じます。
さて、この環境都市調査を毎年行っているMERCER(マーサー)は、今年は治安面の関してのランク付けも発表しました。
今日はそれをちょっと見てみましょう。
ウィーンは一昨日6月4日に日中今年になって初めて30℃を超えました。
昨日も30℃あり、夏の空気が漂っています。
しかし、今日は天気が崩れるようで、朝は昨日よりも涼しく、日中25℃には達しない予報です。
さて、ウィーンはヨーロッパで一番長く続いたハプスブルグ王朝の居城であり、かつての"帝国の都"を今でも偲ぶことができます。
ハプスブルグ帝国時代は多民族国家であり、日本では考えることができない10以上の言語を持った民族から成り立っていました。
そのため帝国が解体し、オーストリア共和国となってもその首都ウィーンには今でも多くの外国人が住んでいます。
先日ウィーンに住む外国人はどのくらいかというデータを紹介しました。
さらに規制が厳しくなり数はぐっと減ったとは言え、難民の申請があり、審査の結果が出るまではオーストリアのどこかに滞在することになります。
難民として認められなければ強制送還ですが、難民以外でも滞在許可等の問題などで強制送還される人も多くいるようです。
今日は去年2018年度にどこの国籍の人がどのくらい強制送還をされているかのデータを紹介します。
オーストリアはキリスト教ローマカトリックが国内全体の80%を下りません。
これはヨーロッパで一番長く続いたハプスブルグ家がカトリックを守って来たことにも大きな関係があるでしょう。
ローマカトリックはかなりの矛盾を修正し、教理を作り上げて現在に至っていますが、絵画、建築、音楽などの分野で素晴らしいものを生み出しています。
でもキリスト教の本来の性格はOrthodoxe Kirche と言われる東方正教会が流れを受け継いでいます。
キリスト教の成立も参照して下さい。
先日はオーストリアに住んでいる外国人の数についてちょっと紹介しました。
オーストリアはハプスブルグ帝国時代からの多民族国家のカラーが現在でも浸透しています。
中でもかつての帝国の都であるウィーンにはオーストリア全体の40%にも上る外国人が住んでいます。
2018年2月26日付でウィーンに住む外国人はどの国からどのくらい?というタイトルでデータを紹介しましたが、今日はオーストリア全体です。
オーストリアはウィーンを含めて9つの州から成り立ち、北海道よりもちょっと広いぐらいの国にもかかわらず、それぞれの州に個性があり、"旅"の全ての魅力を持っている美しい国です。
ヨーロッパで一番長く続いたハプスブルグ王朝の拠点であり、伝統的に他民族国家のカラーを持っていましたから、今でも多くの外国人(オーストリアから見ての)が住んでいます。
特にウィーンはかつての帝国の都を今でも偲ばせる街で、多くの外国人が住んでいます。
大多数がヨーロッパ人の顔立ちをしてドイツ語を話しているので、観光としてウィーンを訪れた方には、誰がオーストリア人で、外国人であるということをすぐに判別するのは難しいでしょう。
私も日本人ですからここでは外国人ですが、いわゆる永久ビザを持っていますので、オーストリア人同様、税金、社会保険、年金を納めています。
2018年2月26日付でウィーンに住む外国人はどの国からどのくらい?というタイトルで、ちょっとした統計を御紹介しました。
今日はオーストリア全体での外国人の数と国籍の新しい数を紹介します。
皆さんはお子さんに定期的におこづかいを渡していますか?
またいくらぐらいでしょうか?
それぞれの家庭によって、1週間に1回決められた日に、1ヶ月に1回、もしくは不定期・・・色々あると思います。
こちらではどうでしょうか?
昨日のウィーンは日中の気温が20℃に達し一挙に春が来たかんじでしたが、今日は曇り模様、気温も7℃ぐらいと肌寒さを感じます。
さて、先日ウィーンの2018年度の宿泊数を話題にしました。
ドイツからの観光客が圧倒的に多く、2位は地元オーストリアからでした。
2018年度はドイツだけで3.158.000、2位オーストリアは2.997.000で共に100万を余裕で超えています。
今日はどの国がどのくらいの売り上げがあったかを紹介します。
ウィーンはヨーロッパ文化が凝縮したかつての帝国の都です。
荘厳な建造物が多く建ち並び、豊かな緑に囲まれ、上品で高貴な一面もありながら、どこかいい意味での人間らしいいい加減さが感じられる街で、とても住みやすいと思います。
私はウィーン以外に住むことは考えられないほど、ウィーンの魅力に取りつかれてしまいました。(笑)
実際にウィーンの生活のクオリティーが高いことは世界的に知られています。
さて、今年もウィーンの街は世界で一番住みやすい街に選ばれました。
10年連続で11回目です!
ウィーンはヨーロッパで一番長く続いたハプスブルグ王朝の居城があり、そのハプスブルグ家の下に歴代神聖ローマ帝国の皇帝、ローマ王、ドイツ王などの称号があったことから、"皇帝の居城"として永らく栄えてきました。
そこで他のヨーロッパの街とは歴史的立場も違っていて、様々な物がウィーンに集まり、切磋琢磨されながら洗練されていきました。
まさに"ヨーロッパ文化が凝縮した街"となったわけです。
よく言われる"音楽の都"なんてほんの一部分に過ぎなかったわけです。
ウィーンの街の奥深さを知った方は、繰り返し来られます。
団体ツアーのお客様でももう3回目とか4回目の方も多く、私のホームページからお声をかけて頂いたお客様の中にも、ウィーンに繰り返し来られる方も多くいらっしゃいます。
そうです。それだけウィーンは魅力的な街なのです。
さて、今日は去年2018年度のウィーンの宿泊数を国別で紹介します。
ウィーンは公共交通機関が非常に発達しているので、ウィーンに住んでいる限り車が無くても不便さは感じないでしょうか。
にもかかわらずウィーンは車の所持率がかなり高い街と言われています。
ウィーンは415km²とかなり広い街ですから、実際には車があれば便利ですし、ウィーンの郊外にも魅力的な場所が多くあり、何と言ってもオーストリアはアルプスを大きく横たえて持っている国で、郊外に美しい長閑な風景が広がっていますので、車はある意味では必需品とも言えます。
ウィーンは189万の人口の街にもかかわらず、車での交通事故の死亡者が以外と少ないです。
今日はオーストリアにおいての交通事故の死亡者数を見てみましょう。
1月6日の聖三王が過ぎるとウィーンの街は舞踏会が至る所で開かれ、それに伴うカレンダーもあるぐらいです。
舞踏会の中で最も有名なのは国立オペラ座の舞踏会(Opernball・・・オペルンバル)です。
この舞踏会は復活祭がいつ来るかによって開催される日が毎年変動し ます。
謝肉祭の最高点である火曜日(Faschingsdienstag)の前の週の木曜日と決め られていますので、今年は2月28日の木曜日・・・つまり今日ということになります。
去年は2月8日でしたので今年はかなり遅いですね。
ウィーンの上水道はアルプスの湧水であることは御存知でしたか?
ウィーンから90kmほど離れたアルプスの一角から4本の水道管によって直接ウィーンに水が供給されています。
ちなみにその水源を見学することができます。
ウィーンは家庭の水道をひねるとエビアン水が出て来る街と言ってもいいでしょう。
その質が高い水道水がまた美味しいカフェを生み出すわけですね。
EU諸国の中ではオーストリアの水質はトップクラスです。
ウィーンの街にはその上水道の象徴的なものとして、Hochstrahlbrunnen(ホッホシュトラールブルンネン)があります。
さて今日はそのウィーンの上水道についてちょっとしたデータをお届けしましょう。
ウィーンは"森の都"と形容されていますが、ウィーンはヨーロッパの街の中で、街の広さに対して緑の比率が最も高いです。
ウィーンの中心のリンク道路沿いだけでも6つの公園があり、それ以外にも様々な公園、庭園、並木、街路樹が多く見られます。
ウィーンの街を歩けば、この街は緑が豊かだな~ときっと思われるでしょう。
しかし、その広大な緑を囲むもっと大きな緑がウィーンの森です。
今日はウィーンの街にはどのぐらい多くの街路樹が植えられているのかを簡単にまとめてみます。
昨日の2月14日はバレンタインデーでした。
私が小学校の頃からこの習慣はかなり広がっていましたが、女の子が男の子にチョコレートを贈る=好きな気持ちを告白する・・・というのが一般的だと思います。
こちらでもバレンタインデーの習慣はありますが、女性からではなく、男性から女性にというのが一般的です。
家族といるのが一番幸せ?
恋人と一緒にいるのが幸せ?
好きなことができることが幸せ?
お金がいっぱいあることが幸せ?
社会で自分が貢献できることが幸せ?
幸せの価値観は人によって違います。
今日はオーストリアでのPartnerschaft・・・夫婦関係、恋人関係などいわゆる特定のパートナーがいる場合のちょっとした傾向を見てみましょう。
日本でインフルエンザの流行が過去患者数が過去10年で最大となり、2019年1月21日~1月27日(2019年第4週)の推定患者数は約228万人に上っているようです。
インフルエンザはインフルエンザウイルスを病原体とする急性の呼吸器感染症で、一般的に例年11月下旬から12月上旬にかけて始まり,1月下旬から2月上旬にピークを迎え,3月頃まで続きます。
こちらヨーロッパでもインフルエンザは蔓延していて、このまま行けばオーストリアでも55万人が感染するのではないか・・・と1月29日の新聞に掲載されていました。
インフルエンザはドイツ語では"Grippe"(グリッペ)と呼ばれています。
今日はこのインフルエンザの話題をお届けしましょう。
去年の11月後半ごろから年末にかけてはクリスマス関係の話題が多くなり、ウィーンのクリスマスの空気を少しでもお伝えできたかなと思います。
クリスマス時期の週末、そして年末から年始にかけてのウィーンは例年以上の混雑で・・・というよりも毎年混雑の度合いが高くなってきているように感じます・・・観光も大変でした。
さて、今日は解決することがない難民問題のその後について状況を簡単にまとめておきます。
難民申請中の彼らもオーストリアで年越しをしたでしょう。