ウィーン1m²での持ち家価格

ウィーンは土地の値段が徐々に高騰しています。

まだ土地が多くある外側の区では多くの集合住宅が建設されています。

持ち家として売られるもの、賃貸として、また最初は家賃のように払って10年後に購入できるようになるスタイルなどがあります。

持ち家の方が理想でしょうが、月々の支払は自由に決められても、最初にまとまったお金が必要であることや土地が高いこともあり、ウィーンでは庭があるような持ち家に住んでいる人の割合は20%ぐらいに過ぎません。

                →オーストリアでの持ち家の割合

 

賃貸だって何十年も同じ所に住んでいる人は別として、年々相場が上がっていますから、お手頃な住居を見つけるのが非常に難しくなっています。

 

さて2016年9月6日付でオーストリアの住宅価格について触れましたが、現在ではどのくらいまで高騰しているのでしょうか?

今回は持ち家の場合での1m²の価格をウィーンそれぞれの区で比較して見ます。

 

ウィーンそれぞれの区 1m²の価格(ユーロ) 前年度との比較
1.  Innere Stadt 7.240  0%
2.  Mariahilf 4.900 +18%
3.  Neubau 4.750 +1%
4.  Josephstadt 4.640 -6%
5.  Wieden 4.500 +7%
6.  Währing 4.340 +6%
7.  Alsergrund 4.310 -2%
8.  Landstraße 4.230 +5%
9.  Döbling 4.190 +3%
10. Hietzing 4.180 +2%
11.Leopoldstadt 4.130 +4%
12.Margareten 3.970 +6%
13.Hernals 3.890 +4%
14.Donaustadt 3.790 +5%
15.Rudolfsh.-Fh 3.740 +1%
16.Ottakring 3.730 +13%
17.Floridsdorf 3.680 +7%
17.Liesing 3.680 +4%
19.Penzing 3.560 +2%
20.Brigittenau 3.550 +5%
21.Meidling 3.330 -1%
22.Favoriten 3.070 +3%
23.Simmering 3.010 +12%

 

                       ※immowelt.atより

 

 

 

これは2016年度から2017年度の持ち家の統計で、一戸建てやアパートを含みます。

ウィーンでは庭がある一戸建ては中心界隈ではまず見ることはありません。

庭がある一戸建ては外側の区に多く立っています。

いずれにしても、ウィーンは1m²の平均価格が3.870ユーロですからかなり上がっていることがわかります。

8区のJosephstadt、9区のAlsergrund、12区のMeidlingだけが前年度と比べるとマイナスとなっていますが、他の区は全て上昇しています。

中心の1区は抜きに出て高いです。

 

ちなみに賃貸はと言うと、前年度と比べると1.6%の上昇率で、1m²で平均13.68ユーロということになっています。

ウィーンの住居は決して安くありません。

 

 

 

 

 

 

 

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