ウィーンはヨーロッパ文化が凝縮したかつての帝国の都です。
荘厳な建造物が多く建ち並び、豊かな緑に囲まれ、上品で高貴な一面もありながら、どこかいい意味での人間らしいいい加減さが感じられる街で、とても住みやすいと思います。
私はウィーン以外に住むことは考えられないほど、ウィーンの魅力に取りつかれてしまいました。(笑)
実際にウィーンの生活のクオリティーが高いことは世界的に知られています。
さて、今年もウィーンの街は世界で一番住みやすい街に選ばれました。
10年連続で11回目です!
1. | ウィーン(オーストリア) |
2. | チューリッヒ (スイス) |
3. | バンクーバー(カナダ) |
3. | ミュンヒェン (ドイツ) |
3. | オークランド(ニュージーランド) |
6. | デュッセルドルフ (ドイツ) |
7. | フランクフルト (ドイツ) |
8. | コペンハーゲン(デンマーク) |
9. | ジュネーヴ(スイス) |
10. | バーゼル(スイス) |
左のランキングを見て下さい。
これはMERCER (マーサー・・・世界最大の組織・人事マネージメント・コンサルティング会社)が毎年行う統計で、世界231都市を、政治、経済、社会福祉、教育、医療、文化、自然など39項目を様々な角度から調査しランク付けを行っています。「世界生活環境調査・都市ランキング」です。
ウィーンが1位です!!
ウィーンは特に文化、教育、住居、医療面などで高得点で、オーストリアは昔から芸術・文化の水準が高かったことがうかがえます。
治安面も重要です。
ウィーンの治安はよく、パリなどとは比べ物になりません。
オーストリアは永世中立国、その首都ウィーンには国連都市があることもその理由のひとつです。
ベスト10にランクされた街は、バンクーバーが去年の5位から3位に上がりオークランド、ミュンヘンと肩を並べ、コペンハーゲンが9位からジュネーヴを抜いて8位に、シドニーがベスト10から陥落した以外は去年と同じです。
ベスト10の中ではヨーロッパの街が8つと大半です。
私はここにランクされたヨーロッパ全ての街を見てますが、これには納得できます。
ちなみに今年のマーサーによれば日本の東京、神戸は49位、横浜55位、大阪58位です。
アジアでのトップはシンガポールの25位です。
最下位231位は10年連続でイラクのバグダッドでした。
私はウィーン大好きですから、この結果はプライベート、仕事領域を含めて大変嬉しいですね。
実際に生活をしていると、もちろん全てがいいことだけではありませんが、しかしそれを含めてもウィーンは住みやすい街であることを実感しています。
御興味があれば以下マーサーのサイトを御覧下さい。
https://mobilityexchange.mercer.com/Insights/quality-of-living-rankings