オーストリアは美しく奥がとても深い国ですが、残念ながら物価は決して安くありません。
食べ物は明らかに日本の方が安くて、質がいい物が食べられます。
税金も高いですしね~・・・。
でも生活をしていると、皆さんどうやって生活しているんだろうと思うぐらい心が豊かだなと思うことがよくあります。
さて最近何がどのくらい高くなり、逆に安くなったのかというちょっとしたデータを
見てみようと思います。
これは2014年11月のデータです。
※ÖSTERREICH より
昨日の12月6日はニコラウスの日で土曜日でした。
ウィーンの街はヨーロッパで一番長く続いたハプスブルグ家の居城があり、またその
ハプスブルグ家の頭上にかなりの期間で神聖ローマ帝国の皇帝や王様の称号があったわけですから、宮廷文化が栄えた街です。
宮廷ン文化があった街の食事は基本的においしいですよね。
先日オーストリアでのレストラン ベスト10という記事が紹介されていました。
なるほど・・・地元で知られたレストランがランクされていましたので、今日はそれを
紹介したいと思います。
※ÖSTERREICH に掲載されていたÀ la Carte Guideによる評価
オーストリアは国こそ北海道よりちょっと広いぐらいの小さな国ですが、ウィーンを含め
9つの州から成り立ち、それぞれの州に個性があり、アルプスが横たわり、旅の全ての魅力を持ったとても美しい国です。
そんなオーストリアには、地元オーストリア人が誇りに思えるものがたくさんありますが、
その一部を紹介したいと思います。
それは何でしょうか?
※ÖSTERREICH より
日本語はグローバルで見れば、本当に特殊な少数言語ですが、最近はかなりカタカナ表現が
多くなり、残念ながら年々アメリカナイズされている傾向を感じます。
前にもここで書いていますが、日本こそ永世中立国になるべきで、いつまでもアメリカのご機嫌をとるような関係ではなく、日本独自の姿勢を私達古来からの伝統文化と共に
いい意味で外交的に図々しくアピールすることができないものか・・・とよく感じます。
日本語にも様々なアメリカナイズされた言葉や短縮形を無意識に使っていますが、
ドイツ語だって本来の表現からの短縮形が多く存在します。
その例を見て見ましょう。
※A1 Telekom Austria より
このコーナーでは自転車文化についても書いていますが、車文化は私達日本とはかなり
違うものがあります。
マニュアル車が圧倒的に多いこと、ディーゼル仕様車が圧倒的に多いこと、路駐が当たり前であること・・・など日本とは異なっています。
ウィーンもヨーロッパでは車の所持率が高い街と言われていますが、
今年の2014年はどの車メーカーがどのくらいのシェアを持っているのかと認可状況を
見たいと思います。
この順位は2014年1月~8月までに、どの車メーカーがオーストリアで何台認可され、
シェアがどのくらいであるかを示しています。
ちなみに去年2013年の7月にも統計を御紹介していますので御興味があれば
御覧下さい。→2013年の認可台数へ
※Alles Auto より
こちらではたいていの女性も仕事を持っていて、家事・育児はフィフティー・フィフティー
という傾向が日本以上にあると思います。
実際に女性の方が収入があるので、男性が家にいて家事、育児を担当する・・・
ということも珍しくありません。
しかし他のEU諸国と比べると、オーストリアでは意外と男性が家事・育児に参加する割合が
低いということが話題になっていました。
EU諸国でどのくらいの男性が家事・育児に参加しているかというちょっとした統計を紹介したいと思います。
これは100人の男性が、どのくらい家事や育児に従事しているかというデータです。
※AK (Arbeiterkammer) より
以前このオーストリアの重要企業や企業の売上高ベスト10を紹介しました。
今回は世界レベルでの企業ベスト10が紹介されていました。
この統計はEurobrandによるものです。
単位は日本円ですが、為替レートを無視した1ユーロ=100円での換算をしています。
2014年から明らかに物価が多方面にわたり上昇しているわけですが、10月のこの時期に来て、去年2013年と比べるとかなり安くなってきた物があります。
今日は去年と比べると何がどのくらい安くなったかについてまとめてみます。
※ 2014年10月10日のÖSTERREICHより
ヨーロッパはやっぱり鉄道が発達しているわけで、ヨーロッパ主要都市の近距離であれば
鉄道がずっと便利です。
平均的に電車で6時間ぐらいまでの距離であれば、飛行機よりも鉄道が好まれています。
先日ヨーロッパの主要国で、1人当たり年間でどのくらい鉄道で移動しているかという
どうでもいいデータが掲載されていました。
でもちょっと興味深いので紹介したいと思います。
※Heute より
ウィーンの街中を歩いていると、多くの人が自転車で走っているのを見かけます。
リンク道路を始め、街中の道路には自転車ゾーンが多く用意されていますし、
シティーバイクや電動自転車シェアリングなども充実しています。
さて、ここ最近かなりシェアを占めてきた電動自転車が去年もかなり売り上げを伸ばして
います。
今日は去年の2013年、どんなタイプの自転車どれだけ売れたかというデータを2012年と
比較して紹介します。
※22.09 (Mo.) のHeute より
オーストリアでは今年2014年の上半期、持ち家を買う人が増加しました。
これはEigentumswohnungen(アイゲントゥームスヴォーヌンゲン)であり、
いわゆるマンションやアパートであって一戸建てではありません。
持ち家(持ちWohnung)を買うことがブームのようです。
今年2014年上半期のオーストリア主要都市の住居(Wohnung)の平均価格と傾向のデータが新聞に掲載されていました。
※HeuteからのRemaxのデータより
今年の夏は去年や一昨年と比べ、30℃を超えた日が少なく、また不安定な天候が多いにも
かかわらずこの時期オーストリア全体的な宿泊数記録をまた更新しました。
以下のデータは今年2014年5月~7月のオーストリア主要都市それぞれの宿泊数と
前年度との比較です。
旅行される方が、こちらのクリーニング屋さんに服を出すことはあまりないでしょう。
いいホテルだとホテルにもクリーニングサービスがありますね。
街中を歩いていると、こんな所にクリーニング屋さんがあったのか・・・と思うことがあります。
私個人的には日本に住んでいた時にはよくクリーニング屋さんを利用しましたが、
こちらでは数えるぐらいしか利用したことがありません。
出した物がよくなくなる・・・なんてあり得ない話をたまに聞きます。
実際、私自身も一度だけ、出した物がなくなったことがあり、最終的に弁償してもらった
経験があります。
まぁ~それはさておき、クリーニング屋さんの値段には結構な差があるんですね。
それがどのくらいなのか・・・というデータを紹介します。
以下のデータは、Arbeiterkammer Wien からのものです。
http://wien.arbeiterkammer.at/
このコーナーでもオーストリアの物価については何回か触れていますが、
オーストリアは物価の上昇率がかなり高い国となっています。
外食するよりも、家で自分で作った方がたいていは安く上がります。
今回はちょっとしたスナック類を自分で作った場合とスーパーで買った場合とでは
どのくらいの差があるのかというデータを紹介します。
※Arbeiterkammer NÖ より
暑い日が続いているウィーンです。
街中を歩いていると、アイスサロンで皆さんがのんびり大きなアイスを食べています。
日本だとおそらくネクタイをした男性が1人で座ってパフェのような大きなアイスを食べているとちょっと怪しげな目で見られるかもしれません。
こちらではそんなことは絶対になく、サラリーマン風の男性が1人でアイスサロンに座っていることは普通です。
食べたい時に食べればいいわけで、つまらないことは考えません。
さて、ウィーンのアイスサロンはどこが一番評判がいいか・・・
新聞に掲載されていた今年のアイスサロンベスト10を紹介します。
※ÖSTERREICH より
ウィーンの街中には信号が多くあり、その信号は歩行者、車、公共交通機関の秩序を保っているわけです。
個人的にも車に乗りますし、しょっちゅう大型バスで観光しますが、たまに信号が機能していないこともあり、その時には黄色が点滅している場合、もしくは警察が交通整理をしている場合とあります。
また自分が歩行者でいる時は、当然歩行者用の信号を見るわけですが、歩行者用の信号でも、青になり、普通の速度で歩いたら間に合わない信号もあります。
このような信号は理解に苦しみます。
さて、今回はウィーンの街やオーストリアの主要都市にはどのくらいの数の信号機があるかというほとんど意味のないデータを御紹介しましょう。
※VCÖ (Verkehrsclub Österreich) より
http://www.vcoe.at/de/presse/aussendungen-archiv/details/items/vcoe-analyse-in-oesterreichs-landeshauptstaedten-gibt-es-mehr-als-2200-ampelanlagen
先日興味深いデータが新聞に載っていました。
現在の年金生活期間が1971年と比べるとかなり長いということです。
以下のデータを御覧下さい。
これは平均値です。
※Agenda Austria より
先日の新聞に、こちらの学生がどこの企業で働きたいかという"Universum"がまとめた結果が掲載されていました。
約7.000人の学生からのアンケート結果です。
※Österreich に掲載されていたUniversumからのデータ
こちらの車社会は日本と違い、ディーゼル仕様が圧倒的に多く、またオートマ車もほとんど走っていません。
街中のガソリンスタンドにはオーストリアの場合はBenzin(ベンズィン・・・ガソリン)、Diesel (ディーゼル・・・軽油)の表示が見られ、たいていセルフです。
今日はこのガソリンとディーゼルの1L当たりのヨーロッパ主要国の値段比較です。
※Verkehrsclub Österreich より
去年"オーストリアの重要企業ベスト10"を紹介しましたが、今日は去年2013年に
どの企業がどのくらいの利益を上げたかを見てみたいと思います。
このランクは主にオーストリア企業ですが、2社だけオーストリアに法人がありますがこの国の企業ではありません。
1ユーロ≒¥138で円換算にしています。
※Industriemagazins より
世間は休暇シーズンに突入しました。
地元ではこの時期、たくさんの方が休暇(Urlaub)に出かけますが、そんなウィーンには
世界から逆に様々な観光の皆さんが訪れます。
去年の5月の終わりに"オーストリアの100ユーロの価値 2013年"を紹介しましたが、それから1年が経ち、今年はどのくらいの価値になるのか・・・というデータを紹介します。
※Statistik Austria より
2014年になってから結構物価が上がった気がします。
最近の新聞に物価の上昇率が掲載されていました。
このデータは今年2014年の5月をベースにし、去年2013年の5月と比較したものです。
※Statistik Austria より
このオーストリアは、1995年1月1日からEUに加盟しているので、
今年でもう19年です。
その後加盟国も増え、現時点では28ヵ国となっています。
去年「ドイツ語を母国語にしない生徒の割合」でも紹介していますが、
ウィーンはハプスブルグ帝国時代の多民族国家の都でもありましたので、
現在でもかなりの外国人が住んでいます。
その中で、オーストリア以外のEU諸国で生まれて、ウィーンに住んでいる外国人の割合を
紹介したいと思います。
以下は2014年1月1日までの統計です。
※STATISTIK AUSTRIA,ウィーンMA23 より
こちらの気候は西岸海洋性なので、空気は乾燥し、梅雨がないので、ジト~とする不快感はあまりありません。
しかし日差しは日本よりもかなり強く、気温が20℃ぐらいでも太陽の下にいるとかなり暑く感じます。
時期になるとGelsen(蚊)が登場します。特にハイキングをする人が多いので、
森歩きには虫よけが必需品となるわけです。
いくつかの虫よけがありますが、その種類と効果を紹介します。
※Verein für Konsumenteinformation より
去年の夏に食料品の値段が高騰したことや、オーストリアは結構物価が高いことなどに触れましたが、今日はここ一年以内で主な食料品がどのくらい高くなっているのかを見たいと
思います。
この統計はスーパーの価格を基本としたもので、食料品と日用品が対象です。
※AK (Arbeiterkammer)より
前回「ウィーン市の概要」でウィーンの街の大きさや標高などについて書きましたが、
今回はウィーン市の人口について少し詳しくまとめてみました。
このデータは2013年1月1日時点によるものです。
※ウィーンMA 23 からのデータでStatistik Austriaより
ここオーストリアの企業No.1と言えばエネルギードリンクの"Red Bull"でしょうか。
去年「オーストリアの重要企業」というタイトルでベスト10を紹介しました。
そのトップのRed Bull 以外でも多くのエネルギードリンクが市場に出回っていますが、
それぞれのエネルギードリンクの糖分やカフェイン量を比較している記事が新聞に掲載されていました。
※VKI (Verein für Konsumenteninformation)より
去年9月にオーストリアの2013年上半期の家賃相場について書きましたが、
4月1日からオーストリア全体的に高くなっているようです。
以下の表は、ウィーンを含め、オーストリアのそれぞれの州から、それぞれ3つの場所を
比較しています。
対象はAltbauwohnungenで一般的な集合住宅、アパートの家賃です。
税金、管理費、光熱費は別で、純粋な1m²の家賃です。
※WKOより
オーストリアはウィーンを含め9つの州で構成されています。
それぞれの州にはいわゆる州都があるわけですが、その主要都市にはどのくらいの観光客が年間で宿泊しているのかというちょっとおもしろいデータを御紹介します。
このデータは2012年度のもので、オーストリア国内からの宿泊とオーストリア以外からの宿泊とその合計を掲載しています。
※Statistik Austria より
去年2013年3月5日付で、「ウィーンは意外と広いです」というタイトルで
ウィーンの街の広さと日本の主要都市を比較してみました。
今回はもう少しウィーンの街について興味深いデータを並べてみたいと思います。
ウィーンの街を歩いていると、この街は本当に文化的な街なんだな~と実感することがよくあります。
街中でよく劇場公演の宣伝を目にします。
オペラ、コンサート、演劇に足を運ぶ地元の人が本当に多いんですね。
この辺もウィーンという街の一面だと思います。
今日はウィーンの主要劇場で、どのくらい座席が埋まってるのか・・・というおもしろいデータを御紹介します。
これには演奏会場である楽友協会ホールやコンツェルトハウスは含まれていません。
※Statistik Austria より
久しぶりに車社会の話題ですが、Statistik Austriaによると、
2013年(去年)オーストリアで認可された全自動車数は、6.380.000台ということです。
この数は2012年よりも1.2%上回っています。
その中でPkw (Personenkraftwagen・・・トラックとかではなく普通の自動車)が、
4.640.000台と全体の72.7%を占めています。
以下2013年のそれぞれの州での認可されたPkwの台数です。
2014年オーストリアでは先日3月3日からタバコの値段がひと箱につき
€ 0.20-値上がりしました。
あまり信じてもらえないかもしれませんが、生まれてから私は実は一度もタバコを
吸ったことがありませんし、口にくわえたこともありません。
こちらは50m²を超えるカフェ、レストランは、2009年から禁煙ゾーンと喫煙ゾーンを
分けなければいけないという法律になっています。
(ただし50m²以下でひとつの空間しかないカフェなどは自由選択です)
タバコが生活の必需品になっている方にとっては迷惑な話ですね。
今日はオーストリアでのタバコの値段を挙げてみたいと思います。
先日3月1日の新聞記事によると、オーストリアでは去年2013年に結婚したカップルは
前年度2012年をかなり下回ったようです。
オーストリアは9つの州がありますが、去年2013年は全ての州で下回っています。
以下それぞれの州での結婚したカップルの数と前年度との比較です。
※Heuteより
オーストリアがユーロ導入前の「シリング」という通貨の時代から比べると、
2002年ユーロ導入後からは、明らかに物価が高くなっていると最近もっと強く感じるようになりました。
その中でも生活していく上で必要な公共料金も少しずつ高くなっているわけですが、
ウィーン市の「WIENERSTADT WERKE」からの定期小冊子にウィーンを初めとした
ヨーロッパ諸都市の電気料金の比較が掲載されていました。
このコーナーでいくつかのレストランや名物ケラーなどを紹介しましたが、今日は中華レストランについての話題です。
天満屋さんの閉店などもあり、日本人経営の純和食レストランがとても少ないウィーンですが、逆に日本人以外が経営する和食もどきレストランや中華レストランはたくさんあります。
先日の新聞にウィーンの中華レストランベスト10という記事がありました。
個人的にも何軒か食べたことがあるレストランもランクされていました。
※ÖSTRERREICH より
ウィーンの公共交通機関として、U-Bahn (地下鉄)、路面電車(Straßenbahn),
路線バス(Autobusulinien)、国鉄(ÖBB)があり、これらは全て共通券で乗ることができます。
その中で国鉄(ÖBB)を除いた3種類がWienerlinien(ウィーン市交通局)により運行されています。
ウィーン市交通局によると、去年2013年は今までになく闇乗車が(いわゆる乗車券なしのタダ乗り)138.000人と少なかった年だそうです。
オーストリア商業分野でのいわゆる商業動態統計調査によると、2013年の販売額は
544億ユーロ・・・これは1対1(為替レートを考えず)計算で日本円にして5兆4400億円ということになります。
これはインフラを考慮して前年度と比べると0.9%の後退です。
以下主なオーストリア商業の2013年度の統計です。
※2014年1月23日付の新聞「Heute」に掲載されていたデータです。
新聞記事でちょっとおもしろいデータが掲載されていました。
男女関係において、
男性が女性に望むこと・・・
女性が男性に望むこと・・・
がそれぞれどういうものかという統計です。
こちらは日本と比べると意思をハッキリ表現しますね。
曖昧な表現は誤解をよく招きます。
2013年2月5日に「料理がしょっぱい?」ということについて書きましたが、
まさに辛いのか、甘いのかハッキリする・・・
はいかいいえをしっかり表現する感覚と似ていると思います。
以下男女別でそれぞれ相手にはこうであって欲しい・・・という統計です。
※GfKからのまとめ
去年2013年6月17日に「ウィーンの自転車文化」、
6月20日に「ウィーン シティバイク」、
7月11日に「ウィーンの電動自転車シェアリング」などと
このコーナーで自転車を話題にしています。
ウィーンの街では、冬は少ないですが、自転車で走る人がたくさんいます。
リンク道路もちゃんと自転車ゾーンが区別されています。
こちらの新聞に、どのくらい自転車で走る人がいたかの統計が載っていました。
これは2012年と去年2013年の統計です。
※ÖSTERREICH より