今日は10月31日...早いもので10月の今日が最後です。
街の街路樹も黄葉が多く見られるようになり秋が深まっていくと同時にクリスマスの訪れを感じます。
え、もうクリスマス?と思われるかもしれませんが、ウィーンの街中ではクリスマスイルミネーションも設置され、11月6にはシェーンブルン宮殿のクリスマス市が始まります。
さて、今日は毎年恒例のハロウィン🎃習慣ですね。
年々ハロウィン習慣がオーストリアにも浸透しています。
オーストリアでは少なくとも1/4がハロウィン習慣を祝うようです。
オーストリアの全人口が930万ですから、232万人以上の人ということになりますね。
アメリカから来たハロウィン習慣・・・でも元はケルト文化から・・・つまりヨーロッパなので、それが精神的にも受け入れられているのかもしれません。
特に15歳~29歳の世代に広く受け入れられています。
ウィーンでは16歳までの子供がいる家庭の70%はハロウィンを祝います。
自分がハロウィン習慣に仮装したりせず、特に何もしない人でもその2/3は子供達が仮装して家にやって来るとお菓子を渡しているようです。
子供達が来ても彼らを追い返す人達は7%ということです。
今年のウィーンでは・・・
1人平均50ユーロの支出ということです。
55%はチョコレートやお菓子、28%は装飾やコスチューム、34%はカボチャを加工するということです。
70%以上の子供達がハロウィン仮装をするということです。
今年は60歳以上の世代の20%がハロウィンに何かしらするようですから、若者中心に広がっていたこの習慣が壮年、中年、高年層にも少しずつ浸透していることがわかります。
これらの統計はオーストリアの州、それぞれ若干に違いがあります。
さて、230万人以上がハロウィン習慣を楽しむわけですので、それに伴っての経済効果もかなり大きいものがあります。
魔女、悪魔、吸血鬼、血が付いた看護婦などの定番なコスチュームをはじめ、多くのコスチュームが売られ、またチョコレートや飴のようなお菓子など・・・1.600万ユーロもの経済効果があるとされています。
<ハロウィン習慣はいつから?>
ハロウィンはもともと秋の収穫を祝うと同時に悪霊たちを追い出す古代ケルト人の宗教的な行事が起原とされています。
アイルランド、ケルト習慣で、Allerheiligen(諸聖人の日)の前の晩は「ハロウ・イブ(Hallow Eve)」と呼ばれるキリスト教以前からあった精霊達を祭る夜でした。
これが19世紀に移民によってアメリカに持ち込まれ、ハロウィンとなって現在に至っています。
私はウィーンに30年以上住んでいますが、当初はハロウィンはほとんど見られなかったと記憶しています。
しかしここ15年ぐらいから子供達、若者を中心にかなり浸透して来ているんだな・・・と思います。
オーストリアは歴史があり、そして伝統が多く守られながら次の世代に受け継がれていますが、アメリカからのハロウィンがこのオーストリアに合うかどうかは疑問で、私は個人的に、オーストリアには全く相応しくないと思っています。
しかし前述したように本来ハロウィンはケルト文化・・・ヨーロッパからなので精神的にも通じるものがあると思います。


