Freyung(フライウング)のクリスマス市(2023年)

今日の朝は素敵な朝焼けが広がるウィーンで青空が出ていたのですが、これを書いている現在は私の所では雨がかなり強く降っています。

今日のウィーンの予報は晴れのはずでは・・・。

明日からは3日間雨マークでしかも24日のクリスマスイブも雨の予報になっています。

気温も9℃ぐらいなのでホワイトクリスマスにはほど遠くなりそうですね。

今年は12月24日がアドヴェントの第4日曜日と重なるため、アドヴェントの4週目がないような感じですよね。

 

さて今日は個人的にも好きなFreyungのクリスマス市をお届けします。

今年はシェーンブルン宮殿のクリスマス市シュテファン大聖堂のクリスマス市Spittelberg(シュピッテルベルク)のクリスマス市市庁舎のクリスマス市をすでに掲載しています。

 

 

 

Freyungのクリスマス市は毎年"Altwiener Christkindlmarkt"(アルトヴィーナー・クリストキンドルマルクト)という名称でFreyungという旧市街地の広場で開かれています。

"古きウィーンのクリスマス市"・・・ということですね。

ここは地元で非常に人気のあるクリスマス市で、周りに美しい建物が並ぶ広場であり、ウィーン中心部にもありながらも雑踏を忘れさせてくれます。

ここは2つの入口があり、上の写真はショッテン教会側にある入口です。

 

 

 

Freyung (フライウング)はハプスブルグ家の前のバーベンベルク王朝時代にウィーンに宮廷を移したハインリヒ2世が、アイルランドからベネディクト会の修道士をここに呼んだ1155年から存続している歴史あるショッテン修道会と付属教会がある美しい広場です。

ここはかつては "Gegend bei den Schotten" (ショッテン修道会わきの地域)と呼ばれていました。

 

ドイツ語で現在のスコットランドはSchottlandと呼ばれていますが、中世の頃はケルト・アイルランド人もスコットランドに住んでいて、アイルランド人、スコットランド人を合わせて"Schotten" と呼んでいました。

彼らの大部分はアイルランドからやって来ました。

 

Freyungという名は、このショッテン修道会に属したこの場所は、街からの行政が及ばない治外法権的な場所だったようで、ここに来れば自由になれる・・・ということから由来しています。

1710年からこの場所は「Freyung」と名付けられました。

 

この広場は二等辺三角形のような形で、周りにはショッテン教会だけでなく、多くの宮殿が立ち並んでいるウィーンらしい美しい広場です。

このショッテン教会側の限られた場所に屋台が立ち並び、この中は外界から完全に離れた別世界を形成しています。

2本の通りがあり、それぞれに小さな屋台が並び多くの物が売られていて、通り抜けるだけでも楽しいです。

 

 

 

このようなこじんまりしたクリスマス市の方がより"地元"を感じます。

市庁舎のクリスマス市とは正反対の空気です。

大きなクリスマス市もそれなりにいいですが、地元の人はこのようなこじんまりした静かな雰囲気で、しかし歴史を感じる美しい街並みのクリスマス市を好む人が多いですね。