ウィーンによく見られるこの時期の花 405(ニオイスミレ)

だいぶウィーンの街中も春らしくなってきました。

今日から日中の最高気温も20℃を超えるようです。

昨日も多くの人が公園でくつろいでいましたね。

 

今年最初の花としてニオイガマズミ、その後はユキワリソウマツユキソウレンギョウを掲載しましたが、今日のこの花も春を感じさせてくれる地元のポピュラーな花です。

 

 

ドイツ語ではDuftveilchen

(ドゥフトファイルヒェン)とか

Märzveilchen(メルツファイルヒェン)と呼ばれています。

学名ではViola odorata、

日本語ではニオイスミレで、多年草でスミレ科のスミレ属です。

 

スミレ科は約850種と数が多く、その中でスミレ属は400種類を占めるそうです。

ドイツ語の"Duft"は香り、匂いという意味で、甘い香りを放つことで知られています。

特に太陽が花に当たっている時に匂いが強くなります。

 

 

原産は南ヨーロッパですが、中央ヨーロッパ全体に見られ、よくかたまりで咲いています。

開花時期は3月~4月で、花の色はたいてい濃い紫ですが、稀に白、ピンクなどもあります。

高さは10cmぐらいで、葉は丸くてハート型に近く、根際から生える特徴があります。

 

古代から存在し、中央ヨーロッパでは遅くても中世初期までには観賞用や薬効として、バラやラヴェンダーと共に香料の原料として利用されてきました。

公園や庭など、街中の至る所で見ることができます。

 

 

写真は全て2023年3月15日14:15頃の撮影で、うちの庭に咲いているスミレです。

ギザギザの葉がたくさん見えていますが、これはイチゴです。

 

 

 

 

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