ウィーンフィル ニューイヤーコンサート2024年の正規価格

ウィーンフィルのニューイヤーコンサートは世界的に有名で、日本からもニューイヤーコンサートが含まれたツアーが毎年多くあり、私も毎年ニュイヤーコンサートを楽しまれるお客様を御案内しています。

(コロナ禍である2021年2022年は異例でした)

今年2023年ウィーンフィルニューイヤーコンサートの覚え書きはこちらからどうぞ。

 

ニューイヤーコンサートのチケットは入手困難であることは知られています。

値段も通常の演奏会よりも遥かに高い金額になります。

日本からのニューイヤーコンサートが確約されている高額なツアーは別として、正規ルートでチケットを入手しようとすると、これはお金があるからといって手に入るものではありません。

今日はウィーンフィルニューイヤーコンサート2024年の正規料金について話題にしましょう。

 

ニューイヤーコンサートはあまり知られていないようですが3回あります。

12月30日、大晦日、そして1月1日の3日間、同じプログラムで同じ顔ぶれで演奏します。

1月1日だけは世界中に生中継され、チケットもかなり高くなります。

この3日間全てウィーンフィルが自らチケットを販売します。

インターネット上でウィーンフィルが専用のサイトを公開し、どなたでも申し込むことができるようになっています。

 

申し込みが締め切られると抽選により運がよければチケットを購入することができます。

今年は2月1日~2月28日までの期間に今年12月30日、31日と来年2024年のニューイヤーコンサートの申し込みができます。

私も毎年試みていて、先日来年度の申し込みをしました。

ちなみに、2月1日に申し込もうが、2月28日に申し込もうが当選する確率は全く同じです。

 

それではウィーンフィルニューイヤーコンサート2024年の正規価格はいくらでしょうか?

 

12月30日

12月31日

1月1日


2024年の正規価格とカテゴリーは2023年と全く同じですが、唯一12月30日のカテゴリー9が追加されたことだけが違います。

2024年1月1日のウィーンフィルニューイヤーコンサートの正規価格は11のカテゴリーがあり、一番高い席は1.200ユーロとなっていて、一番安い席は立ち席の35ユーロです。

2番目のカテゴリーでは980ユーロです。

1.200ユーロの場所はParterre4列目から全て、Parterre Loge1列目のLoge1~7番まで、Balkon1列目となっていますが、Parterre4~15列目は販売されないことが多いです。

この列は楽友協会ホールの最もいい場所で、ここは招待客、来賓、内輪で占められてしまいます。

 

以下ウィーンフィルニューイヤーコンサートのカテゴリーと座席表です。(ウィーンフィルのサイトより)

 

ダウンロード
ウィーンフィル ニューイヤーコンサート2024年座席表.pdf
PDFファイル 434.6 KB

国立オペラ座の最高のカテゴリーでの一番高い席が287ユーロですから、いかにウィーンフィルのニューイヤーコンサートが高いかということがわかります。