ウィーンによく見られるこの時期の花 384(エゾノウワミズザクラ)

ここ数日は日中20℃を越える日が続いていて、半袖でも十分気持ちいいです。

午前中は青空が広がるいい天気なのですが、午後は局地的に雨雲が漂い、雨が降ってくることが多いです。

昨日シェーンブルン宮殿でオンラインツアーをやりましたが、その時は幸いにして青空が広がるいい天気でしたが、午後16:00前頃から雷が鳴り始めて辺りが暗くなってきました。

天気予報を見ると明日から雨ですね・・・。

 

今日はこの時期の花をお届けします。

この春の時期はウィーンで特徴的な花が多く咲くので、ついつい季節を感じる花を話題にしたくなります。

先日はスミミザクラをお届けしましたが、同じサクラでも今日はまたちょっと違います。

 

 

こちらはドイツ語で

Gewöhnliche Traubenkirsche

(ゲヴェーンリヒェ  トラウベンキルシェ)、

学名ではPrunus padus L.,

日本語ではエゾノウワミズザクラです。

漢字で書くと"蝦夷の上溝桜" です。

 

落葉性の低木でバラ科のサクラ属で、ヨーロッパ北部やアジア北部に自生するサクラの一種です。

日本では北海道や青森県に見られるようですが、青森県で見つかったのは最近だそうです。

 

この写真だと日差しが強いこともあって、ちょっと分かりにくいと思いますが、全体的に細長く白い花がたくさん咲いています。

 

サクラ属は必ず"Prunus"です。

遠くから見るとサクラのように見えるベニバスモモPrunus cerasifera、前述したスミミザクラもそうですね。

 

開花時期は4月~5月で、枝先にブラシのように20~40のたくさんの白い花をつけます。

花弁は5枚で、2cmぐらいの大きさでしょうか。

花の真ん中は緑色をしています。

高さは10m~15mぐらいです。

葉は卵のような形をしていて、互い違いに生えます。長さは5cm~9cmぐらいで、幅は3cm~7cmぐらいでしょうか。

エゾノウワミズザクラは平地や山地に見られますが、こちらでは公園や街路樹などにも多く植えられていて、うちのすぐ目の前の通りにも数本植えられています。

 

 

 

 

写真は全て2022年5月2日15:00頃、うちの近所で撮影しました。

 

 

 

 

 

 

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