アーチの奥に見える風景 28

昨日は風の強い1日でしたが、今日も朝から風が強く、また雨が少し降っているウィーンです。

日中の最高気温は7℃と予報されていて、晴れマークが少し見られるので、雨がそのうち止むんではないかと思います。

 

今日は久しぶりにアーチの奥に見える風景を掲載します。

前回のアーチの奥に見える風景27ではブラームス博物館とウィーンにある三位一体教会から取り上げました。

今回はザルツブルクバーデンです。

 

こちらは大きなアーチ構造が直角に並んでいて、奥には中庭構造のようになっています。

その中庭を囲む回廊のような空間にはテーブルが置かれ座っている人々が見られます。

ここはザルツブルクのペーター修道院( Stift Sankt Peter)でこの部分は現在人気あるレストランになっています。

 

この修道院は696年にウォルムスの司教ルペルトによって南東アルプスの布教活動の一環として建てられたもので、

 

ドイツ語圏では最古の修道院ということになっています。

ここの付属教会はとても素敵です。

 


こちらは化粧漆喰装飾が剥がれている古そうなアーチ構造と、その奥には煉瓦がむき出しになっているもうひとつのアーチ構造が見られます。

その奥には自然がありますね。

この場所はこちらはウィーンの南の森一角にある有名な歴史ある温泉地バーデンの中心から少し外側にある廃墟のお城ラウエンシュタイン城 (Burgruine Rauhenstein)です。

オーストリアの郊外にはこのような廃墟のお城が数え切れない程残っていますがここもそのひとつで、12世紀に建設されています。

ちょっと小高い所に立っているこの廃墟のお城へはウィーンの森の中を散策するようにアクセスしますが、

写真に見られるこのアーチがある場所は実際、その廃墟のお城に辿り着く前の山道的な所に存在しています。

ウィーンの森のような自然の中に残されているこのような廃墟的なアーチはとても情緒を感じます。

 

有名な事件"悲劇のマイヤーリンク"からHelenental (ヘレーネ渓谷)をバーデンまで走り、バーデンに入るとすぐ左上の小高い所に建っています。

バーデンは去年ヨーロッパの大温泉がある街として世界遺産に登録されました。

 

 

 

 

 

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