新型コロナウィルス関連情報(9月17日現在)ウィーン日本大使館より

9月も半ばを過ぎました。

11℃~14℃ぐらいと気持ちのいい爽やかさ、秋を感じる朝です。

休暇シーズンも終わり、コロナ禍の9月7日から信号機システムを伴って学校も始まり、何となく通常の生活がまた始まりました。

しかしオーストリアでは感染者数が休暇のせいなのかまた増加傾向です。

9月14日より新たな措置が導入されました。

 

さて、定期的にオーストリアでの新型コロナウィルス関連情報をお伝えしていますが、情報がまた更新されましたので覚え書きも兼ねてここにまとめます。

(本当はコロナを話題にしたくはありませんが、現在進行形ですから状況把握の意味でも掲載します)

 


オーストリアにお住まいの皆様及び
たびレジ登録者の皆様へ

 


1 

オーストリア連邦保健省によれば、17日(木)15時現在、新たにオーストリア国内で898名の新型コロナウイルス(COVID-19)感染の確定症例が発生し、死亡事例の発生はなかった旨報告されました。これでオーストリアにおける確定症例は36.208名(内死亡数:758名、治癒数:28.044名))となります。

国内発生状況(州:累計確定症例数(前日比))
・ウィーン市(州)   :12.240名(+398)   (内死亡230名,治癒8.054名)
・オーバーエーステライヒ州:5.626名(+143)   (内死亡 68名,治癒4.839名)
・チロル州        :5.203名(+84)   (内死亡109名,治癒4.557名)
・ニーダーエーステライヒ州:5.258名(+135)   (内死亡110名,治癒4.209名)
・シュタイアーマルク州  :3.010名(+43)   (内死亡157名,治癒2.448名)
・ザルツブルク州     :1.924名(+28)   (内死亡 40名,治癒1.656名)
・フォアアールベルク州  :1.562名(+42)   (内死亡 20名,治癒1.115名)
・ケルンテン州      :  741名(+12)   (内死亡 13名,治癒  649名)
・ブルゲンラント州    :  644名(+13)   (内死亡 11名,治癒  517名)

 



2 

オーストリア政府は17日、新型コロナウイルス対策措置のさらなる厳格化を発表しました。新たにとられる措置は以下のとおりです(21日0時に発効)。
マスク等着用:
・屋外を含め市場(Markt)及び見本市でも義務付ける(ウィーン州のみ条例に基づき市場での義務付けを19日0時に発効)。
・これまで飲食店では従業員に対してのみ義務付けていたが、客に対しても義務付ける(飲食のための着席時を除く)。
飲食店:
・一つのテーブルに座る人数を最高10人に制限する。
・貸切営業の営業終了時間を夜中の1時までに制限する。
私的な行事・パーティー:
・屋内での参加者を最高10人に制限する
・葬式、宗教行事には上記制限を設けず、個人住宅でのパーティーに対しては上記制限を推奨する。

 


3 

16日19時にドイツ政府は、ウィーン州を新型コロナウイルスの危険地域に指定しました。これにより、ウィーン州からの入国者に対して48時間以内の陰性証明書の提示または14日間の自己隔離が義務付けられました(ザルツブルク州とチロル州を結ぶドイツ内道路走行を含むトランジットは対象外)。陰性証明書を持参しないで入国した場合、ドイツで無料検査を受けることが可能ですが、検査結果が出るまで自己隔離となります。ただし、州毎に追加措置が課されることがありますので注意が必要です。
また、ベルギーも同日、ウィーン州を危険地域に指定し、ウィーン州からの入国者に対してベルギーにおける検査及び14日間の自己隔離を義務付ける措置が18日16時に適用開始となります。さらに,デンマークも17日にオーストリアを危険国に指定し,19日0時からは特段の事情がある場合のみ入国が可能になります(留学や出張等は可。観光は不可)。

詳細は以下、オーストリア外務省ホームページ等で確認して下さい。
なお、これらの諸国以外に既にスイスがウィーン州を危険地域、英国、ノルウェー、キプロス、フィンランドなどがオーストリアを危険国に指定し、ウィーン州またはオーストリアからの入国を規制していますので、これらの諸国への渡航に際しては最新の渡航情報を確認する必要があります(ハンガリーについてはオーストリアに限定せずに入国規制を実施中)。
オーストリア外務省ホームページ:
・ドイツ
https://www.bmeia.gv.at/reise-aufenthalt/reiseinformation/land/deutschland/
・ベルギー
https://www.bmeia.gv.at/reise-aufenthalt/reiseinformation/land/belgien/
・デンマーク
https://www.bmeia.gv.at/reise-aufenthalt/reiseinformation/land/daenemark/

在ドイツ日本国大使館ホームページ:
https://www.de.emb-japan.go.jp/itpr_ja/konsular_coronavirus200313-1.html#04bouekitaisakuD2
(「ドイツの防疫対策」の項をご参照ください。)


4 

新型コロナウイルスは風邪と同様に、せきやくしゃみなどの飛沫で感染するとされていますので、手洗い、人混みを避ける等の基本的な感染症対策に努めてください。
なお、オーストリア保健・食品安全機関(AGES)は、新型コロナウイルスへの感染の疑いがない人については通常の石鹸で十分であると強調し、消毒液は医療目的で消毒が必要な人・機関により使用されるべきであるとしています。
参考:コロナウイルス感染予防措置
・定期的に、約30秒間石鹸で手洗いをする
・顔(特に口、目、鼻)を指で触らない
・握手と抱擁を避ける
・くしゃみをする際、咳をする際は使い捨てティッシュに行うか、腕で口・鼻を覆って行う。ハンカチを使う場合は使用した後で捨てる。


 

 

 

【参考】
■ オーストリア保健省
〇新型コロナウイルス情報(独語)
https://www.sozialministerium.at/Services/News-und-Events/Neuartiges-Coronavirus-(2019-nCov).html
〇新型コロナウイルス・ホットライン(独語・英語)
Infoline Coronavirus: 0800 555 621 (月-金,9:00-17:00)
ウェブサイト:https://www.ages.at/themen/krankheitserreger/coronavirus/
■ 日本厚生労働省
〇新型コロナウイルス関連情報
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
○新型コロナウイルスに関するQ&A
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00001.html
■ 世界保健機関(WHO)
○ウェブサイト:https://www.who.int/health-topics/coronavirus


(問い合わせ先)
○在オーストリア日本国大使館
住所:Hessgasse 6, 1010 Vienna, Austria
電話: (市外局番01)531920
Fax: (市外局番01)5320590
ホームページ:https://www.at.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

 

 

 

 

休暇のせいか、状況をいい加減にとらえている人が多いのか、いずれにしても感染者数が増加しています。

レストラン、カフェなど飲食店に入る時もマスク着用が再導入されました。

いわゆる第2波なのかもしれません。

 

 

 

 

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