ウィーンによく見られるこの時期の花 303(コルクウィッチア/ショウキウツギ)

ウィーンは日中20℃~25℃といい天気が続いています。

緑もどんどん豊かになってきました。

店舗内ではマスクは必要ですが、日常生活が再び戻りつつあり、開放的な空気を感じるウィーンの街です。

昨日から学校も再開しました。

でもひとクラスを二つに分けてそれぞれ1日おき交替に登校するというスタイルで、登下校、授業時間以外ではマスク着用、子供同士が近づかないどといった規定があり、定期的に消毒作業も行われます。

子供を通わせるのが心配な家庭は自宅学習の選択もでき、成績には影響しません。

 

さて、今日はこの時期の花をお届けします。

前回はイチゴでした。

 

こちらはドイツ語で

Kolkwitzie(コルクヴィッツィエ)、

学名でKolkwitzia amabilis,

日本語ではショウキウツギとかアケボノウツギ、そのまま学名でコルクウィッチア アマビリスとも呼ばれています。

 

スイカズラ科のショウキウツギ属、落葉小高木です。

 

一属一種で原産は中国で、300m~1300mのかなり標高が高い岩石地帯や丘陵地帯に自生しているそうです。

 

 

 


 

開花時期は5月で枝先にラッパの形のような薄いピンク色の小さい花をたくさんつけます。

花の長さは1cm~2cmぐらいで葉は意外と大きく3cm~8cmぐらいで、尖ったギザギザ部分が見られます。

高さは2~3mほどです。

ショウキウツギがヨーロッパに紹介されたのは1901年と歴史が浅く、植物学教授コルクヴィッツの名前にちなんで付けらたということです。

見事な花を咲かせること、育てやすいこと、寒さや乾燥にも強いことなどもありこちらでは観賞用として公園や庭などに多く見られます。

 

写真は2020年5月16日12:20頃 , Schillerparkで撮影したものです。

 

 

 

 

 

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