ウィーンによく見られるこの時期の花 240(ニオイガマズミ)

ここ数日は風がとても強く吹いています。

まだ春風ではないので、気温が10℃前後でも体感的には寒く感じるでしょうか。

街中のレストランやカフェにもテラスも出されて、シェーンブルン宮殿などの庭園にも花が植えられ始め、開放的な気分にさせてくれると同時に春の訪れを感じます。

前回はマツユキソウを話題にしましたが、今日もこの時期に多く見られる花をお届けします。

 

遠くから見ると桜のような色合いですが、こちらはドイツ語でDuftschneeball(ドゥフトシュネーバル)とかWinterschneeball(ヴィンターシュネーバル)と呼ばれています。

学名ではViburnum ×bodnantenseですが、この写真のものはViburnum farreri かもしれません。

Viburnum ×bodnantenseは、Viburnum farreriViburnum grandiflorumを掛け合わせた品種です。

 

日本ではニオイガマズミと呼ばれているでしょうか。

スイカズラ科ガマズミ属で、落葉低木です。

 

 

原産はヨーロッパで、高さ2.5~4mぐらいになり、幹から1mぐらいの長さでたくさんに枝分かれをしています。
開花時期は3月~4月で、ドイツ語の名前の通り雪のボールのようなかたまりにたくさんの花が咲いています。

つぼみは濃いピンクで、花が咲くにつれて白や種類によっては薄いピンクになり、とてもいい香りがします。

近くで匂いを嗅いでみて下さい。

 

Zierpflanze(観賞用植物)として、公園や特に庭に好んで植えられています。

 

写真は2019年3月5日 6:50頃に家の近所で撮影したものです。

 

 

 

 

 

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