蒸気機関車の車輪で作られた柱 "Die Europasäule"

自転車はヨーロッパのひとつの文化と言ってもいいでしょう。

ウィーンの街も多くの人が自転車で走っています。

リンク道路を歩けば自転車専用ゾーンがしっかり作られているのがわかります。

Citybike(シティーバイク)のようなシェアリングも人気があり、旅行者でも簡単に利用できます。

私もプライベートでは子供とよく自転車に乗りますが、街中を走ることはあまりなく、マルヒフェルト運河やドナウ河沿いのコースもいいですが、一番のお気に入りはEuro Velo(ユーロ ヴェロ)で、ここは最高に気持ちいいサイクリングコースです。

 

さて、私が自転車でよく走るこのEuro Velo9号には、所々おもしろい物が見られます。

今日はそのひとつを話題にします。

 

こちらは何でしょうか?

これは鉄でできた円盤のような物がいくつも重なっています。

これは"Die Europasäule" (オイローパゾイレ)というモニュメントのようなものです。

"ヨーロッパの柱"なんていう日本語になるでしょうか。

鉄の円盤のように見えるこの物は、電車の車輪だったのです。

ここには23個の車輪が重ねられて、塔のように立っていて、遠くからでもかなり目立ちます。

Euro Velo9号のこの辺りは、1903年からウィーンのホイリゲで有名なStammersdorf~Auersthal間22kmを蒸気機関車が走っていました。

まるでそれを意識させるかのようです。

 

 

こちらがこのEuropasäuleの全体像です。

全部で23個も車輪が重ねられていて、四角い土台とその上にある円形の石にはめ込まれているように見えます。

これは煙突をイメージしていて、産業革命のシンボル的な意味を持っています。

このWeinviertel辺りには産業革命の時代、煉瓦工場の煙突が立っていました。

古代では石の板状の物を重ねていましたが、ここでは鉄です。

柱は古代を総括的に思わせます。

よく見れば、この車輪の土台はギリシャ神殿の柱のようです。

これはStammersdorf出身のStephan Fischerによるもので、"ヨーロッパ文化はギリシャの柱の上にあり、急速な技術の進歩は鉄の線路の上を転がって行く"と言う意味があります。

Europasäuleは大陸が一体となることのシンボルです。

 

 

 

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