オペラ座そばの名物トイレが普通のトイレに変わった

国立オペラ座の目の前から地下に入るとOpernpassgeという地下通路があります。

ここには地下鉄U1,U2,U4のKarlsplatz駅にも接続されていることから、必然的に人通りが多い所です。

観光でも頻繁に通りますし、個人で旅行されている方は必ずここを通ることになるでしょう。

国立オペラ座から地下に降りると、すぐ右側に「Opera Toilet」(オペラトイレ)という行き交う人々が立ち止まって写真を撮るような名物公衆トイレがありましたが、先日2019年の1月14日から普通のトイレになってしまいました。

 

オペラトイレの時代はトイレに入ること= 劇場に入る雰囲気で、"美しき青きドナウ"が常に流されていて、ある意味ではウィーンらしくしかし他には見られない個性ある公衆トイレでした。

私も毎日のようにこの場所を通っていたはずですが、このトイレを改装していることにあまり気付かず、というか意識していませんでした。

前述したように1月14日より、ここは普通の公衆トイレとして利用されています。

 


 

トイレの入り口はかつてのオペラトイレと全く同じで、男性用、女性用も同じ場所にありますが、味気ないごく普通の公衆トイレのカラーになってしまいました。

まだ改装したばかりですから、これから雰囲気が変わるかもしれませんが、現時点では冷たい印象ですね。

でもここには専用の係が待機していて、女性用、男性用の個室に関しては50セントかかります。

男性の小用(Pissoir)は無料で、別の空間にあります。

右側に張り紙が見えますがこのトイレの営業時間です。

毎日8:00~23:00ということですね。

 


 

ここには夜間の無料トイレが同時に作られいて、左上が男性用、右上は女性用です。

時間は係がいなくなった後、23:00~8:00まで利用可能ということが貼られています。

正確なInfoを知りたかったので、中に入って係と話をしました。

女性の係の方が親切に説明してくれて、変わる可能性がありますが、取りあえず夜間トイレをオープンさせているということでした。

場所柄、トイレの中で寝泊まりする人がでないことを願ってますよ・・・と笑いながら話をしてくれました。

無料トイレの場所は、このトイレに入ったすぐ最初の空間にあります。

 

国立オペラ座付近のちょっとした名物トレイだっただけに、これが姿を消したのは残念でした。

オペラトイレの時には、多くの日本からの皆さんもお世話になったはずです。

 

 

 

 

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