知られざる美しい中庭風景 62

ウィーンは荘厳な建造物が多く建ち並ぶ優雅で上品な街で、かつての帝国の都を今でも偲ばせます。

街中を歩くだけで楽しいですね。

歩く時は建物の外側しか見えませんが、どの建物にも必ずと言っていい程中庭空間が存在します。

そんな中庭に一歩足を踏み入れると、外とは違った世界を感じることができます。

 

前回の知られざる美しい中庭風景61では、ウィーン旧市街にあるPalais Hardeggを取り上げましたが、今回はちょっと郊外とリンク道路沿いです。

 

この中庭空間はちょっと情緒がありますね。

両側に建物があり、その真ん中にある階段が奥まで伸びています。

手前にある緑の葉はぶどうの木です。

この場所はホイリゲで有名なGrinzing界隈のGrinzinger Straße66番地です。

Grinzingのホイリゲ街にあるわけではありませんが、ここもKürassier Hengl というホイリゲです。

ここから近い所にベートーヴェンの遺書の家があります。

 

 

 

こちらは中庭空間と言うよりも、ちょとしたホール的な空間です。

でも外からは全く見えない空間で、素敵なゴシック様式が見られます。

ここはウィーン市庁舎の一角で、美しいFestsaal(フェストザール)の入口です。

市庁舎にはArkadenhof(アルカーデンホーフ)と言われるもっと大きな中庭がありますが、そこからちょっと入った所です。

市庁舎はとても印象的なフランドル風ゴシック様式の建物で、観光では多くの方が外側から写真を撮ると思います。

でもここは通り抜けることができますので、思い切って中に足を踏み入れてみましょう。

外から見るのとは全く違った印象です。

 

 

 

 

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