オーストリア最大の遊園地 "Familypark"

オーストリアは昔からヨーロッパの他の国と比べると、文化的水準が高い国で、その首都ウィーンにはかつての帝国の都・・・神聖ローマ帝国の皇帝の居城が長らく存在していました。

宮廷の中心であったウィーンには様々な物が集まり、多くの分野が発展していきました。

ウィーンはヨーロッパ文化が凝縮した街となったわけです。

そんなウィーンの街にも当然、現在の人々の暮らしが存在し、昔と今が交差しています。

 

さて、今日はオーストリアの郊外にある地元で有名な遊園地を話題にしましょう。

 

遊園地と言うと、ウィーンでは真っ先にプラター公園を思い浮かべます。

ここは今風のスリルある乗り物から、射撃のような懐かしいものまで、ある程度楽しめる遊園地となっています。

観光で遊園地を楽しむことはほとんどありませんが、映画「第三の男」で登場する有名な大観覧車がここにあるので、大観覧車を乗りに来ることは年間を通してよくあります。

このプラター公園よりももっと大きな遊園地がFamilyparkです。

 

Familyparkはウィーン中心部より車で65km程走ったBurgenland州のSankt Margarethenにあります。

ここはオーストリア最大の遊園地で、広さ145.000 m²もあり、1968年に"Märchenwald"(メルヒェンの森)という名前でオープンしています。

2015年には現在のFamilyparkに名前が変わりました。

今年は2018年ですから、このFamilyparkは50周年記念ということになります。

右はFamilyparkの案内図ですが、Yの字のように左と右に広がっていて、下には駐車場があります。

入口は1箇所しかありません。

 

園内はERLEBNISBURG(体験のお城)MÄRCHENWALD(メルヘンの森)BAUERNHOF(農家)ABENTEUERINSEL(冒険の島)とディズニーランドのように4つの世界に分かれています。

 


 

左上は入口で、同時に入場券を販売する窓口があります。

そこを抜けると右側に見える空間に出て、ここから奥に広がっています。

どこにでもある遊園地のような作りかもしれませんが、もともとここはヨーロッパの街にあるので、園内も自然とヨーロッパに実際にいることを実感できる演出となっています。

街並みに遊園地が溶け込んでいます。

東京ディズニーランドのように、日本の街並みとは全く違う世界に来た・・・というような印象は少ないという意味です。

 


 

小さい子供から大人まで楽しめます。

家族連れが圧倒的に多いですが、老若男女のカップルも多く見られました。

右はメルヘンの森で赤ずきんの話しですね。

ここには子供の頃に読んだ物語が多く演出されています。

乗り物で遊ぶだけでなく、展示物も多くあります。

 


 

左はGeisterschloss・・・いわゆるお化け屋敷です。

小さい子供にとってはスリルある演出となっています。

 


 

左は"冒険の島"にある水の世界で、ここでは水着を着た子供達が多く遊んでいます。

大きなプールこそはありませんが、水遊びを楽しむことができます。

この日は今年8月7日で、日中33℃と暑い日でした。

奥に長い滑り台がありますが、これはTempelrutscheというウォータースライダーです。

これは子供達は水着を着て楽しんでいましたが、大人は服を着たままでも楽しめ、かなりのスピードが出て、最後は水の中に着地しますが、ほとんど濡れないです。

これは結構楽しめます。

 

右上はGötterblitzというジェットコースターです。

神の稲妻みたいな訳でしょうか。

 

ここの開園時間は2018年度3月24日~11月4日まで、入園料は1日券大人、子供3歳以上共に24ユーロとなっています。

その他にもいくつかの割引があるので、以下ホームページを御覧下さい。

 

https://www.familypark.at/freizeitpark/

 

1日楽しむにはちょうどいい遊園地です。

 

 

 

 

 

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