シェーンブルン宮殿 グロリエッテのテラスに上ろう

ウィーンに来てシェーンブルン宮殿を見ない人は何回も来ている人以外ではまずいないでしょう。

一般団体ツアーでは必ずと言っていいほどシェーンブルン宮殿の観光が入っています。

シェーンブルン宮殿は全ての部屋を見るグランドツアー、前半を見るインペリアルツアー、そして後半の部屋を見るハイライトツアーがあります。

ハイライトツアーは一般販売されていませんので、私のような国家ガイドと見学するか、地元のシェーンブルン宮殿と契約している旅行会社経由のツアーで見学することになります。

年間を通して仕事をしていると、圧倒的にハイライトツアーの方が多いですね。

シェーンブルン宮殿は宮殿内部はもちろんですが、庭園だって素敵です。

地元の人の多くは庭園を訪れます。

シェーンブルン宮殿の庭園は広大で、美しい泉ローマの廃墟日本庭園世界最古の動物園など多くの見所があり、散策、ジョギング、ノルディックウォーキングなどをしている地元の人に出会います。

さて、シェーンブルン宮殿の庭園言えばグロリエッテがシンボル的存在です。

グロリエッテは宮殿からも見える丘の上の建てられた堂々とした建造物です。

下から見るとあそこへ行ってみたいな~・・・と誰もが思うでしょう。

 

 

グロリエッテは、庭園内最後のものとして、ホーエンベルクによって当初は栄誉神殿と素晴らしい眺めを念頭にプランしたようで、完成は1775年です。

 

いくつかの不条理な戦争に勝利したことにも捧げられています。

グロリエッテの中央上の部分には、単頭の鷲が置かれています。

ラテン語で、「皇帝ヨーゼフ2世とマリアテレジアの治世の下で」という意味が記されています。

 

全体の長さ135.3m、高さ25.95m,幅14.6mです。

下から見てる以上に大きいものです。

このグロリエッテ自体にも有料ですが上ることができます。

 


 

グロリエッテに上るにはグロリエッテを正面から見て左側から入ると、右側に小さなショップになっている窓口があり、そこに係がいます。

窓口と反対側には入口があり、チケットをスキャンさせて中に入ります。

全部で96段の階段を上ると素晴らしい眺めに出会えます。

上の2枚の写真はグロリエッテからの眺めです。

グロリエッテの前にある池がずいぶん下の方に見えて、周りの木もちょっと低く見えますね。

 

グロリエッテのテラスは右の写真に見られるようになっていて、テラス全体を行き来でき、ベンチなども置かれています。

真ん中の部分がもちろん高くなっているわけでそこからの眺めが一番印象的です。

右の写真のアングルは高い所から西側を見ています。

宮殿に向かっての眺めは視界が開けているので、ここに上らなくても見られますが、左右の眺めは下からは絶対に見ることができません。

ここではしばらくのんびりしたくなりますね。

 

 

グロリエッテのテラスの一番高い所から宮殿を眺めるとずいぶん遠くに宮殿があるように見えます。

この高さからだと池の後ろからでも宮殿の庭園がしっかり見られます。

グロリエッテのテラスは2018年は11月4日までで、冬期は上ることができません。

大人3.80ユーロですが、ここには是非上りたいです。

 

御興味がある方は以下を参照して下さい。

https://www.schoenbrunn.at/unsere-tickets-touren/alle-tickets-touren/#gloriette

 

 

 

 

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