Christi Himmelfahrt (キリスト昇天)

ヨーロッパ文化はキリスト教なくしては語れません。

キリスト教が根付いたことから、絵画、音楽、建築などの分野が大きく発展していくことになったので、ヨーロッパ文化を知る上ではキリスト教は重要です。

 

今日2018年5月10日はキリスト昇天の日で祝日です。

キリスト昇天祭とよく言われています。

こちらでは明日の金曜日も休みを取って、長い週末を楽しむ人が多いと思います。

キリスト昇天祭は移動祝日で、復活祭がいつになるかによって決まります。

 

キリスト教はユダヤ教から派生するわけですが、ユダヤ教に新しい風を吹き込んだのがイエス・キリストでした。

キリストは紀元前4年頃生まれたとされています。

 

ユダヤ教の中でも絶望感が漂い、救世主の登場が待ち望まれていました。

 

 

 

そのイエスが救世主(メシア)として、民衆達を導いていきます。

 

使徒を始め様々な支持者がいた反面、古代ローマ帝国に反逆を企てる人物だと見なされて、結局捕らえられ、磔の判断を下されます。この磔の前日の木曜日がいわゆる後の人が名付けた「最後の晩餐」です。

金曜日の午前中に磔にされ、その日の午後15:00ぐらいにはこの世を去ったとされ、

 

翌々日の日曜日に復活することから必ず復活祭は日曜日です。

今年2018年の復活祭(OSTERN)は4月1日でした。

地上で40日間魂として生きたイエスは天に昇天します。

これが今日であるキリスト昇天祭です。

 

 


キリスト昇天に関することは新約聖書のマルコ福音書、ルカ福音書に登場していますが、はっきりと「昇天」とは書かれていないようです。

しかも復活してからすぐに天に上ったような印象を与えます。

使徒言行録には昇天に関してもっと詳細に書かれているようです。

 

 

 

 

 

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