稀な植物の園芸市 2018年(Raritätenbörse)

日中の気温が25℃ぐらいまであるウィーンは春というよりも初夏の陽気です。

こちらは日差しが強いので、20℃ぐらいでも直射日光の下だとかなり暑く感じます。

実際に日向では半袖で過ごしている人も多く見られ、私もここ何日かは上着無しで半袖で仕事をしています。

今年も冬はあまり寒くなかったのですが、10℃を下回る中途半端に寒く感じる日が多かったこともあり、花の咲き始めが若干遅かったように思えます。

でもこの暖かさから一挙に多くの花が咲き始め、新緑がどんどん見られるます。

この時期のウィーンも素敵です。

 

春のこの時期は"花"に関することを多く取り上げていますが、昨日毎年恒例の稀な植物の園芸市に行って来ました。

 


 

稀な植物の園芸市(Raritätenbörse)は植物、園芸に興味がある地元の人達で賑わう有名な園芸市で今年で18回目を迎えました。

Raritäten (ラリテーテン)は、稀な、珍しい、骨とう品とかいう意味があり、Börseは証券取引、金融市場、さいふなどの意味があり、そこで私が勝手にこのタイトルに見られるように稀な植物の園芸市なんて名付けています。

ここでは一般のガーデンショップなどではあまり販売されていない、地元では手に入りにくく、こちらでは珍しく貴重な植物が実際にそれを販売している店舗や園芸の専門業者によって披露され、同時に販売されるという年1度のその世界では大きくポピュラーなイヴェントとなっています。

 


 

これが開かれている場所はベルヴェデーレ宮殿真横にあるBotanischer Gartenです。

この場所は個人的に好きな場所で、ウィーンの街中にもかかわらずウィーンの森にいるような雰囲気にさせてくれます。

去年からこのRaritätenbörseは大人5ユーロの入場料がかかるようになりました。

このBotanischer Gartenを綺麗に使って欲しいという試みだそうです。

それでもたくさんの人が訪れていました。

Botanischergartenは通常は無料で歩くことができます。

 


 

敷地内には様々な店が並び、それぞれの場所には、それぞれの専門とする植物が展示されて、販売されています。

その植物に対しての専門的な話や、育て方などの説明も聞くことができます。隣には有名なベルヴェデーレ宮殿があってたくさんの観光客が訪れているわけですが逆にここはまず地元の人しか来ません。

昨日は天気がよく、日中は十分半袖で過ごせる夏のようでした。

この普段静かなBotanischer Gartenが大変な賑わいを見せています。

 

今年は4月13日~4月15日の3日間です。

 

 

 

こちらはおまけです。

Botanischergartenの一角で美しく咲いているモクレンです。

手前がMagnolia sp.、奥の白いのがMagnolia spec.です。

 

 

 

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