ウィーンによく見られるこの時期の花 199(リンドウ属)

秋がどんどん深まり、霧が出る日が多くなってきました。

ウィーンの街中はクリスマスのイルミネーションの準備が始まっていて、クリスマスが近づく空気を感じます。

春先に植えられた街中の花も冬が近づくにつれて徐々に掘り起こされて持って行かれています。

 

さて、前回ウィーンによく見られるこの時期の花198からはだいぶ時間が経ってしまいました。

今日は久しぶりに花を話題にしたいと思います。

 

こちらはドイツ語ではEnzian、

学名ではGentiana

和名ではリンドウ属です。

リンドウ属は世界に広く分布していて、500種類ぐらいはあるそうで、日本では13種知られているそうです。

こちらのEnzianは

Österreichische Kranzenzian 、

Gentianella austriaca かもしれません。

開花時期は5月~10月、高さ10cm~20cmぐらいで、薄い紫色の花弁です。

以前ここで紹介したチャボリンドウとはだいぶ違った色です。

 

2017年10月15日 14:45頃、Schneeberg(シュネーベルク)で撮影しました。

 

こちらもEnzianですが、ドイツ語ではおそらくFeld-Kranzenzian、

学名ではGentianella campestris、

和名ではチシマリンドウ属だと思います。

開花時期は同じく5月~10月で、高さ10cm~35cmぐらいになるものもあります。

花の色は紫で花弁の数が4枚です。

こちらはEU諸国のほぼ全域に分布しています。

 

こちらも1枚目同様2017年10月15日14:45頃、Schneeberg(シュネーベルク)で撮影しました。

 

どちらも標高1800mちょっとの場所で野生で咲いていたものですが、多くのEnzianが咲き終わっていたのが見られました。

 

 

 

 

 

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