ウィーンによく見られるこの時期の花 185(キバナフジ)

5月に入ってもどうも不安定な天候が多いです。

午前中はいい天気ですが、午後になると暗い雲が現れて雨模様になったり、そうかと思うと青空が出たりと雲の動きが複雑です。

太陽が出て青空の下にいると気温は20℃に達していなくても半袖で歩けるぐらいの暖かさですが、日が陰って来ると寒く感じる時もあります。

そのため、街中を歩いていると厚着をしている人もいれば薄着の人もいて結構バラバラです。

でも観光は気持ちよくできますね。

今年は冬が寒かっただけに、夏の暑さが待ち遠しいです。

さて、春のこの時期に咲く花をどんどん行きましょう。

今日も毎年話題にしているこの時期に多く見られる花です。

 

こちらはドイツ語で

Goldregen (ゴルトレーゲン),

学名ではLabumum anagyroides、

日本語ではキバナフジとかキングサリと呼ばれています。

先日シェーンブルン宮殿のフジのアーチを話題にしましたが、そのフジと同じようにぶら下がって咲いています。

でも花の色は黄色です。

 

マメ科のキングサリ属です。

 

ドイツ語のGoldは金、Regenは雨なので 

"黄金の雨"なんていう直訳です。

 

背丈がかなり高いのもあり、黄色の花がまとまってたくさん咲いていますから遠くからでもよく目立ちます。

 

 

原産はヨーロッパ南部で、開花時期は5月~6月です。

高さは3m~7mぐらいに達し、ぶら下がっているひとつの房が10cm~30cmぐらいで、ひとつひとつの花は蝶のような形をしています。

花が咲いた後、8月ぐらいにできる実は豆果です。

 

キバナフジはたいへんな毒性があることで知られています。公園や庭などに多く見られ、ウィーン川沿いやウィーンの森南方面の高速道路沿いにもたくさん見ることができます。

 

この写真のキバナフジは2017年5月6日 16:30頃シェーンブルン宮殿のグロリエッテ付近で撮影したものです。

 

 

 

 

 

 

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