三大歩行者天国のクリスマスイルミネーション(2016年)

クリスマスをわくわくしながら待つこのアドヴェントの時期は街中を普通に歩いているだけでも特別な気持ちになります。クリスマス市やプンシュスタンド、そして通りのイルミネーションなどこの時期ならではのものですね。

クリスマスが近づいて来ると同時に、今年ももうすぐ終わりなんだなぁ~いう気持ちにもなります。

アドヴェントの週末のウィーンはヨーロッパなどからたくさんの観光客が訪れて大変な混雑となります。

ウィーン市は特にアドヴェントの4回の土曜日はここ何年も前から観光バスの規制をしていて、中心の1区を始め、ギュルテルの内側の6区、7区、8区、9区は6:00~20:00までウィーン市が発行する特別な許可証もしくは国家ガイドが所有しているEinfahrtsgenehmigungがなければ走行することができず、それがない場合は罰金を取られるということになっています。罰金はウィーン市の職員によると360ユーロということですから高額です。

シェーンブルン宮殿の混み具合を見ても街中がどのくらい混んでいるか容易に推測することができます。

さらにクリスマスプレゼントを探すたくさんの地元の人も街中を歩いています。

 

ウィーンの中心部には3つの歩行者天国がありますが、アドヴェント最初の週末から準備されたイルミネーションが灯されました。毎年同じイルミネーションですが今年の風景をお届けします。

 

こちらはケルントナー通りです。たいていのガイドブックではウィーンで一番の目抜き通りと書かれています。国立オペラ座とシュテファン大聖堂を結んでいることから分かり易く、また観光の目安にもなる通りです。ここはいつも地元の人から観光客までたくさんの人が歩いています。

ここには右、左と交互にイルミネーションが取り付けられていて、それぞれのイルミネーションにはさらに星が中にも見られます。

この写真ではケルントナー通りをシュテファン大聖堂側から国立オペラ座方面に向かって見ています。

 

 

 

こちらはウィーンでは一番美しい歩行者天国であるグラーベンです。

Graben (グラーベン)はケルントナー通りとシュテファン大聖堂の間にあるStock im Eisen Platzからコールマルクトまでの約300mで、美しい建物に囲まれた広場のような通りです。

 

ローマ時代ヴィンドボナの頃は堀になっていた所なので、堀=Grabenということです。

ここのイルミネーションは大きなシャンデリアで、その両側には鳥が羽ばたくような演出がされています。コールマルクト側からシュテファン大聖堂方面へ向かって見ています。

有名なペスト記念柱も奥に見られます。

 

 

 

こちらはコールマルクトです。3つの歩行者天国では一番短く、200mぐらいの通りで、グラーベンとミヒャエル広場を結んでいます。ここには高級店が多く並んでいることで知られ、有名なDEMELもあります。ここは満天の星のように小さなイルミネーションが無数に灯されていてまるで銀河のようです。写真はグラーベン側からミヒャエル広場に向かっての眺めです。通常は奥の方に王宮のミヒャエル宮が見えるのですが、ここではほとんどわかりません。

 

イルミネーションがなくてもこれらの通りは華があり、歩くだけで楽しくなりますが、このクリスマス時期はまた雰囲気が違います。

 

 

 

 

 

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