ウィーン路線バスの事故現場

ウィーンの公共交通機関は世界でも5本指に入る営業距離数で現在地下鉄、路面電車、路線バスの計179の路線が市民の足として活躍しています。

ウィーンの街は23区で成り立っていて415km²とかなり広い街で、市の境界線を一周すると136.5kmもあります。

たいていの場所が公共交通機関を使用してアクセスできるようになっていて、非常に便利です。

車は多くの人が所持してますし、車があれば郊外にも手軽に出かけられ便利ですが、街中にいる限り車がなくても十分生活はできます。

リンク道路を歩くだけで色々な路面電車が入ってますし、路線バスも多く見られますね。

市内観光ではバスでリンク道路を走ることが多いわけで、カーブの部分は内輪差がありますから路面電車にぶつからないように、でも車線からはみ出すと隣の車にぶつかってしまうので注意が必要です。

また、右折や左折をする時にも路面電車に気をつけなければいけません。

私は自分も車を運転しますからこの辺の状況はよくわかります。

 

ウィーンで生活をしていると車と路面電車の事故をたまに見ることがあります。

路面電車ではありませんが、路線バスと車の事故現場に偶然通りかかったのでその模様についてです。

 


 

これは今年5月にシェーンブルン宮殿の動物園の入口が近い地下鉄4号線Hietzing駅からすぐの所で起きた市バスと乗用車の接触事故です。

路線バス58AがHietzingから走り始めてまもなく、乗用車が左車線に(路面電車の線路領域)に入ろうとした所に路線バスと接触しました・・・明らかに乗用車側の不注意です。

バスのフロント部分が外れていますね。

公共交通機関が交通法規を無視しない限り、通常いかなる場合でも公共交通機関が優先なので公共交通機関を停めた場合、多額の罰金が請求されることも少なくありません。

 

路線バスは場所によって路面電車の線路の上を走る場合も多くあります。

例えばウィーンでは自分が今走行している車線がそのまま路面電車の領域になる場所がたくさんあります。

そのため、そのまま不注意で線路領域に入ると、すぐ後ろから路面電車やこの事故現場のように路線バスが来ることがよくありますのでその辺も十分注意して運転しなければいけません。

 

 

 

 

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