ウィーンの街のリンク道路の並木や公園などに植えられている木々の葉の色やそこから散った落ち葉を見たりすると秋なんだな・・・とあらためて思うと同時にクリスマスが徐々に近づいていることを意識します。
実際に市庁舎のクリスマス市の屋台の準備が始まり、また街中にはクリスマスのイルミネーションが設置され始めています。街中を歩くとカフェで食べられる栗のケーキやグラーベンなどに出ている屋台で買える焼き栗などついつい手が出てしまいます。それらもウィーンの街の風景に溶け込んでいますが、私が個人的にシルヒャー・シュトゥルムの次に楽しみにしているのがここのホットチョコレートです。
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そのホットチョコレートとは「LESCHANZ」(レシャンツ)で飲めるホットチョコレートです。
レシャンツはここ3年近く前から日本では有名になってきたチョコレート屋さんで、ウィーン中心のシュテファン大聖堂から歩いてすぐの所にあるFreisingergasse 1、ウィーンのペータース教会のすぐ近くにあります。
あの有名なデーメルでも働いていて、すでに1995年から自分のチョコレート工房を構えていたWolfgang Leschanzさんが2004年にこの場所にオープンしました。
店内に入ると左上の写真に見られるようにまるで待ち構えているかのようにホットチョコレートが置かれていて、見逃すことは絶対にありません。一杯3.90ユーロですが、セルフサービスではないので必ず店員さんに声をかけて下さい。シナモンやチリなどを好みによって振りかけることができます。
ここのホットチョコレートは本当にコクがあっておいしいです。ウィーンのカフェハウスよりも私はおいしいと思います。もともとチョコレート屋さんですし、レシャンツのチョコレートはとてもおいしいですから、ホットチョコレートもとても濃厚でおいしく、本当のチョコレートの味が楽しめます。
ここでチョコレートを買う必要は全くありません。私はよくホットチョコレートだけを飲みに行っています。
ここはカフェではないので座ることができるスペースはありませんから店内で立ち飲みすることになります。
この時期ウィーンに来られた方は是非寄ってみて下さい!