昨日も書きましたが7月に入りオーストリアでは休暇シーズンに入りました。
地元の子供達が一番楽しみにしている長い夏休みです。
こちらは9月から新年度が始まりますので、学校はウィーンの場合7月1日がいわゆる修了式でした。
社会人がとる休暇をUrlaub (ウアラウプ)、逆に小学校からの子供達の場合は"Ferien" (フェーリエン)という言葉が用いられています。
ウィーンはヨーロッパのほぼ中央に位置しているので、ヨーロッパ内にはどこでも手軽に飛行機で行くことができますから2時間~2時間半も飛べばほぼヨーロッパのどこへでも行けます。
この休暇シーズンを始め、シーズン中はウィーンからダイレクトで地中海の有名な島々へのフライトが頻繁にあります。
オーストリアは山と河の国ですから、海がある所で休暇を過ごす人がかなり多いです。
でも小さな子供達がいる家庭では国内旅行が多く、オーストリアにも地元オーストリア人にとっても魅力的な場所が数えきれない程存在しています。
また、逆にヨーロッパの他の国からこのオーストリアで休暇を過ごす人もたくさんいます。
人によっては1年前から休暇を予約することも多く、"休暇"という習慣はとても重要です。
1年前から予約するということはそれなりにプランが必要ですが、人によっては行き先を決めず、思い立ったその時に空いている場所でお手頃な値段で行ける所に決める人も意外と多いです。
さて、今日オーストリアではどのような方法で休暇をブッキングしているのでしょうか?
10年前 | 今日 | |
ローカルな旅行会社 | 66% | 32% |
インターネット | 30% | 76% |
ホテルや航空会社のWebサイト | 16% | 40% |
オンライン旅行会社 | 18% | 61% |
オンライン旅行検索 | 5% | 25% |
顧客窓口 (ホテル、旅行会社、航空会社などの) | 7% | 8% |
空港のカウンター | 4% | 2% |
その他 | 17% | 13% |
※Checkfelix より
10年前は地元旅行会社からのブッキングが66%とかなりの比率であったのに対して、現在ではその半分になっています。
現在ではインターネットの普及に伴ってインターネット上から予約することが圧倒的に多くなっていることがわかります。
これは時代の流れですね。
以前飛行機代がまだ高かった時には航空会社から多くの手数料が旅行会社に入ってきましたが、その時代は終わりを告げ、今は手数料は入りません。
航空会社が自ら運営するインターネット上のサイトから買う方が安い場合も多くあります。
どこからでも様々な情報を引き出せるインターネットは今までの旅行形態を大きく変えました。
私のこのホームページにもお陰様でたくさんのお伺いを頂いております。
数は減ったとは言え、旅行会社の窓口などで直接話して旅行を決める方が安心だという方も多いです。
皆さんが旅行をされる時にはどうされていますか?