カールス教会前の飲料水スタンド

私が子供の頃には日射病という言葉はよく聞きましたが、熱中症という言葉は存在していなかったような気がします。

日射病は強い直射日光に長時間当たることで発生する病気で、熱中症は、高温や多湿の環境下で起こる身体の障害の総称ということです。

こちらは日差しが日本よりもかなり強いです。

気温が20℃そこそこでも直射日光の下だとかなり暑く感じます。

こちらでは健康の時でも水分は1日2Lはを摂るべきと言われています。

暑い、寒いに関わらず、水分を摂ることは重要ですね。

 

ウィーンはアルプスの良質な湧水を上水道としているとても贅沢な街です。

そのおいしい水を地元だけではなく、観光で訪れる方などにも提供しようということから2013年から特定のスポットにシーズン中飲料水スタンドが設置されています。

この飲料水スタンドについてはすでに何回か話題にしていますが、今年からシェーンブルン宮殿にも飲料水スタンドがあります。

夏の暑い時にはグラーベンの飲料水スタンドにもよく行列ができています。

 

今日はカールス教会前にある飲料水スタンドを見てみましょう。

 

 


 

カールス教会前の飲料水スタンドは、国立オペラ座からOpernpassageを通って来て、公園から教会に向かって行くと全く見えないのでどこにあるかわかりませんが、教会がある程度近くに見える所まで来ると、上の写真のようにポツンと立っています。

この時は仕事に向かう途中朝早かったのですが、喉が渇いていて、この場所に飲料水スタンドがあったことを思い出し朝の散歩を兼ねて立ち寄りました。

 

ウィーンの上道水はアルプスの湧水が使われています。

ウィーンから約90km離れたアルプスの一角に水源があり、そこは見学することもできます。

1秒間に、250L~2500Lという大量の水が湧いていて、4本の水道管によって、2本ずつ、それぞれ別ルートで直接ウィーンに供給されています。

 

飲料水スタンドはこのウィーンの上水道の良質さも同時にアピールしています。

 

 

 

 

 

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