テラスで有名なデュルンシュタインの古城ホテル

ウィーンに滞在して、時間が一日使えれば是非ヴァッハウ渓谷に行きたいです。

ドナウ河の最も美しい所として知られ、ぶどう畑や杏子の木がたくさんあるのどかな美しい風景が広がり、中世の面影を残す小さな街がたくさんあり、ワインの名産地としてもしられています。世界遺産にも登録されているこの地域はシーズン中、定期的にクルーズ船が運行され、地元の人から観光の皆さんにも大変人気があります。

 

このヴァッハウ渓谷にある一番のお勧めはデュルンシュタインですが、船下りを優先する人はここで下船せず、クレムスまで行ってしまいます。

 

ウィーンからの日帰りツアーでは、船から降りて、30~40分ぐらい散策をしてまたウィーンに戻るパターンが多いですが、このデュルンシュタインは一泊する価値が十分あると思いますし、のんびり滞在し、廃墟のクエンリンガー城にも上りたいと思います。

そこからのドナウ河の眺めは忘れられないものとなるはずです。

 

そのデュルンシュタインのお勧めスポットのひとつにホテルのテラスがあります。

 

そのホテルは"Hotel Schloss Dürnstein"(ホテルシュロスデュルンシュタイン)です。

このホテルは1630年、Christoph Wilhelm von Zelkingによって当時10個の家があった敷地に建てられました。

その後1663年から長Starhemberg伯爵の所有となりますが、日常的な住居ではなく、お客さんを招いてワインを提供したり、狩猟の時に使用したりという目的だったようです。

1937年にStarhembergからThieryファミリーはこの城は買い、修復を重ねて、1960年代からホテルとして続いています。

 

このホテルにはドナウ河が見下ろせる雰囲気のいい有名なテラスがあります。

上の写真はホテルの正面入り口で、オーストリアの国旗とNiederösterreich州の旗が掲げられています。

この後期ルネッサンス、初期バロック的な入口から入り、ちょっとした中庭を通るとホテルの入り口となっています。

 

入るとすぐ右側にフロントがあり、そこを通って右側の階段を下りて、降りた所を左に行くと、このテラスに出会えます。

 

 



 

ここは座席数も結構あるレストランで、入るとすぐにヴァッハウ渓谷の情緒豊かな風景が

目前に広がり、すぐ下をドナウ河が流れています。


レストランですが食事をしなくてもOKです。

しかし、ここは以前カフェだけの注文でもOKだったのですが、今は小さなおいしいケーキがいくつかついてくるカフェセットを頼む必要があります。

座る場所はやっぱり一番奥のドナウ河に面した所です。

 

船下りをした後、ここに座ってちょっとのんびりする時間があってもいいでしょう。

 

 



 

 

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