ザルツブルガーノッケル(ル)ン

ウィーンから300km離れたモーツァルトが生まれたことで有名なザルツブルクは、

オーストリアの都市ということであればウィーンの次に有名でしょうか。

ウィーンからもちょっときついですが日帰りで行って来る方も多いです。

本来ザルツブルクは早くから宗教的中心地だったので、大司教の権力がとても強かった街

ですが、現在ではやはりモーツァルトが一番知られているでしょうか。

そのモーツァルトをテーマにしたオリジナルのモーツァルトクーゲルンもここで是非買いたいものです。


それ以外で知られているザルツブルクでの名物のひとつに触れてみます。


これはSazlnurger Nockerln

(ザルツブルガーノッケルルン)と

いう有名なデザートです。


このザルツブルガーノッケルルンは17世紀に、ヴォルフ・ディートリッヒ・ライテナウ

          (在位1587~1612)

という有名な影響力を持った

大司教の妾(いわゆる愛人)であるサロメ・アルトが最初に作ったという伝説があります。


材料には卵黄と卵白を別々に、牛乳、バター、バニラシュガー、小麦粉、砂糖、粉砂糖が使われます。これらの材料から作った泡立てたメレンゲとカスタードクリームを手早く混ぜ、

オーブン約200℃~215℃で黄金色になるまで約8~15分焼き上げます。


暖かいまま提供され、一見ボリュームがあって絶対に無理~っと思いますが、

いわゆるスフレなので中は泡みたいな食感ですから簡単に食べきれます。


この形はアルプスを表現しているということで、山の形です。

一説ではザルツブルクにあるメンヒスベルク、カプツィーナーベルク、ガイスベルクの

3つの地元の山を表現しているということです。


この写真のザルツブルガーノッケルルンはザルツブルクのGoldener Hirschのものですが、カフェやレストランによってフォームも味も結構違っています。








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