ウィーンによく見られるこの時期の花 91   (セイヨウサンシュユ)

ウィーンの花をテーマにした内容ではここ最近、春の訪れを感じるポピュラーな可愛らしい

小さな花を紹介しましたが、今日は木です。

ウィーンの街中にこの時期黄色い小さな花をたくさんつけた、少し背丈が高い木が多く見られます。


こちらはドイツ語で

Kornelkirsche

(コルネルキルシェ)とか Dirndlstrauch

(ディルンドルシュトラウホ)や

Gelber Hartriegel

(ゲルバー ハルトリーゲル)

とも呼ばれています。

学名ではCornus mas,日本語ではセイヨウサンシュユです。

(西洋山茱萸)

ミズキ科のミズキ属の落葉小高木です。


ドイツ語のKornelkirscheから想像できますがコーネリアンチェリーとも呼ばれています。


原産はヨーロッパ南部ですが、アルメニアやトルコなどにも広がっています。


高さは3m~6mぐらいで、樹齢50年ぐらいのものは8mに達するのもあります。

幹の直径は15cm~20cmぐらいと結構太くなります。



開花時期は2月~4月です。

2cm~4cmの黄色い小さな花を

ひとつの場所に10~25個ぐらいまとめて咲かせます。


7月以降に赤い実が熟し、

食べることができますが、

かなり酸味があります。


Kornelkirscheは環境の適応によっては樹齢100年を超えるものもあるそうです。


こちらでは公園や庭などに多く見ることができます。


写真は2枚共Botanischergartenで2015年3月18日11:15頃に撮影したものです。





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