ウィーンによく見られるこの時期の花 81  (ルスティフィナ)

去年から今年にかけての冬は、あまり寒くなかった冬だったので、いつもより3週間ぐらいは早く花が咲き始めました。逆に夏が去年、一昨年と比べると30℃を越えた日が少なく、

過ごし易い夏でしたが、9月に入っても結構雨が多く、気候状態世界的にが少しずつ変わって来ているので、例えば変な時期にマロニエが咲いていたりするわけです。

 

今は秋・・・ウィーンの森やヴァッハウ渓谷なども葉の色が徐々に変わり、また別の美しさを見せてくれる時期となりました。

 

去年の7月にこの花を紹介していますが、葉が紅葉してない夏の時期でした。

こちらはドイツ語でEssigbaum

 (エッスィヒバウム)

学名ではRhus typhina,

日本語ではルスティフィナで

いいと思います。

ウルシ科のウルシ属です。

 

原産は北アメリカ東部で、

ヨーロッパではすでに17世紀

から植えられていたことが確認されています。

 

 


高さは3m~5mぐらいで、開花時期は6月~7月です。

葉は30cm~60cm,11枚~31枚あり、花は20cmぐらいの細長い三角錐のような形で、

そこには細かくたくさんのブラシのような花を咲かせますが、これは遠くからでは見ることができません。

秋になると葉はとても綺麗に紅葉します。


この3枚の写真はヴァッハウ渓谷の船下りの起点であるメルク修道院近くで、9月21日に

撮影したものです。

去年撮影した別の場所のルスティフィナと比較してもわかりますが、この時期でも十分に

花の形が見られます。


このルスティフィナは紅葉が美しいことからこちらでは観賞用として庭などに好まれて

植えられています。




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