ウィーンによく見られるこの時期の花 68 (モクゲンジ)

ウィーンは日中35℃弱という暑い日が続いていて、街中は真夏の雰囲気です。

そんな暑い中で飲料水スタンドが大活躍をしています。

 

今年は花の咲き始めが早かったので、かなりの花が同時に咲き、散って行きましたが、

今街中に結構見られるのが去年もこの時期に紹介した背丈がある黄色い花です。

 

 

ドイツ語ではBlasenesche

        (ブラーゼンエッシェ)、

学名でKoelreuteria paniculata、

日本語ではモクゲンジです。

 

ムクロジ科のモクゲンジ属で、

落葉高木です。

 

日本では本州の日本海側で稀に見ることが

できるそうです。

 

高さは15mぐらいまで、この写真のように大きくボールやドーム状に広がって、

たくさんの黄色い花を咲かせます。

 


 

開花時期は7月ですが、今年はやっぱり早く咲いたと思います。

ちなみにこの写真のモクゲンジは6月10日の昼ぐらいに撮影したものです。

 

葉は20~35cmぐらい、花は1cmぐらいの幅で50cmぐらいの円錐状に黄色い花をたくさんつけます。


花が咲いた後には、袋のような実がたくさん見られます。

 

原産はアジア南東で、中央ヨーロッパには1750年に原産地から入って来ました。

本来の暖かい気候に適しているにも関わらず、こちらヨーロッパの冬にも十分

耐えられます。

 

最初と下段左側の写真はウィーンの市庁舎公園のもので、下段右側はカールス広場界隈で

咲いているものです。

 

ヨーロッパにはよく公園に植えられていて、この時期ウィーンによく見られる花です。

 

 

 

 

 

 

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