ウィーンによく見られるこの時期の花 60 (シェーンブルン宮殿の「フジのアーチ」)

去年も同じような時期にキバナフジとフジを紹介しましたが、シェーンブルン宮殿のフジがとても綺麗なので、是非紹介したいと思います。

 

 

シェーンブルン宮殿の一角にこの写真に見られるフジのアーチがあり、

とても素敵に咲いています。

 

アーチの外側にもたくさんのフジが

咲いていますし、アーチの天井からもたくさんのフジがぶら下がって咲いています。

 

この美しいフジのアーチは

シェーンブルン宮殿正面に向かって

右側の西側庭園の一角にあり、

宮殿後ろのグロリエッテが見える庭園に行く時に見ることができます。

 

この写真は5月2日午前中8時30分頃に撮影したもので、ちょうどこの時間は太陽が差し込んで来ます。

 

 

 

こちらはそのアーチの

外側に咲いているフジです。

 

4月30日の午前中に撮影

しました。

 

フジはドイツ語で、Blauregen

(ブラウレーゲン)とか、

Glyzinie

(グリツィーニエ)、

学名ではWisteria sinensis

もしくは
Wisteria floribundaで、

マメ科のフジ属です。

 

 

原産は東アジア(中国)、高さは10mぐらいまでのつる性の落葉樹です。


開花時期は5月~6月ですが、今年はここも早く咲きました。

色は薄紫、紫、濃い青、白、ピンクなど様々です。

1~2cmぐらいでいい香りがします。

 

フジ属はとても強く、木のようになっていきます。

 

また1年に2回咲きます。最初は今頃、2回目は7~8月です。

 

観賞用としてこちらでは

とても人気があり、垣根や壁、

シェーンブルン宮殿のようにアーチ状などにしているのを

よく見かけます。

 

ちなみにWisteria floribundaは日本固有種のフジです。

 

 

 

 

 

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