ウィーンによく見られるこの時期の花 15 (ボダイジュ)

ボダイジュ

ウィーンの街のいたる所に見られるおなじみボダイジュです。

ドイツ語では、

Linde (リンデ),ラテン語でTilia です。

 

ボダイジュにも種類が多くありますが、Sommer Linde(夏ボダイジュ),

Winter Linde(冬ボダイジュ),

Silber Linde (銀ボダイジュ)などがよく見られます。

これらは日本ではセイヨウボダイジュと呼ばれているようです。

 

ボダイジュは中国原産ですが、ナツボダイジュはヨーロッパ原産です。

高さは40mぐらいになるものもあります。

ハート型の葉が特徴で、そこから更に薄い緑の細長い葉が出て、

そこから実のようなつぼみが出て、それが開いて黄色の細かい花が咲きます。

実際に細長い葉と書きましたが、細長い葉から実までの部分がボダイジュの「花」となっています。

 

この時期に遠くから見ると、ハート型の葉の緑と、花の部分の薄い緑の2色が混ざって見えます。

 

ウィーンの3大街路樹のひとつで、公園や庭園にとても多く見られます。

 

夏ボダイジュと冬ボダイジュの大きな違いのひとつは、花を咲かせる実の数が違います。

夏ボダイジュは、一枚から2~6個、冬ボダイジュは4~12個あります。

 

写真はプラター公園の夏ボダイジュです。

 

 

 

 

 

 

 

 

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