ウィーンで一番好んで飲まれているカフェと言えばメランジェでしょうか。
コーヒーとミルクの量が1対1で、上には泡立てたミルクがのせられます。
地元で一番好んで飲まれているのがメランジェであれば、そういう意味でメランジェをウィーンナーコーヒーと言ってもいいような気がします。
ウィーンはカフェの文化が根付いていて100年以上も営業している伝統カフェハウスがいくつもあります。
私はそんなに頻繁にコーヒーを飲んでいるわけではありませんが、例えば仕事で長くウィーンを留守にする時や、日本に休暇で帰った時などこのメランジェの味が無性に恋しくなるろますね。
カフェ文化があるウィーンの街では観光中に有名なカフェに入ってゆっくりする時間も大事です。
でもメランジェを飲むのであれば、必ずしもカフェに行かなくても飲めます。
例えばパン屋さんでも飲むことができます。
ウィーンは金曜日までは日中の気温が25℃を超え、初夏のような陽気で、太陽の下にいるとむしろ夏を感じましたが、週末より気温が10℃以上下がり、予報によると10日以上15℃に達しない不安定な天気になりそうです。
季節の変わり目の陽気は中途半端で、雲の動きが複雑になりにわか雨が多く来ます。
さて、今日もウィーンの至る所で見られるこの時期の花ですが、今年は花の咲き始めが10日~2週間ぐらい早いので、場所によってはかなりの時差がありますね。
ウィーンの中心部をちょっと歩くだけでも、個性ある多くの中庭空間に出会えます。
普通に街中を歩く時は、自分が見えている所を意識して歩く時が多いでしょう。
しかし、全く見えない所に知られざる美しい中庭空間があり、ウィーンらしい地元の空気を感じることができます。
前回の知られざる美しい中庭風景66では、レストランの中庭空間を話題にしました。
今回もレストランの中庭空間をお届けします。
復活祭が終わって春の訪れを実感しますが、日中の気温が25℃を超える日が多くなり、太陽の下にいると夏を感じます。
こちらは春と夏の間が中途半端であることが多く、夏のような陽気になることもあれば、10℃近くまで下がることもあります。
今年も乾燥していて、現時点では雨が非常に少ないです。
毎年の暖冬も影響し、木々などが傷んで切り倒される状況が多く見られます。
4月23日にちょっと気温が下がり、久しぶりに雨が降りましたが、少ない雨量でしたね。
さて、いわゆるサクラはもう咲き終わっていますが、今日はこちらでよく見られるサクラ系の花をお届けします。
今年の春になるちょっと前は例年よりも10日~2週間ぐらい花の咲き始めが早かった印象です。
冬も寒くなく、雨が非常に少ないので、街路樹などにかなり被害が出ているようで、切られてしまった街路樹がよく見られます。
非常に残念なのは市立公園にある岐阜の桜が切られてしまいました。
理由は確認していませんが、とても残念なことです・・・。
前回はヤブイチゲの白い花を紹介しましたが、今日はピンクです。
昨日の4月24日は毎年恒例のKirschenhain (桜の森)祭りが行われました。
この桜の森祭りは今年で18年目を迎え、過去5回雨や悪天候で中止になっていて、今年は13回目ということになります。
前回は2016年だったので2年連続中止となったわけですね。
このイヴェントはウィーン市21区、ウィーン市森林局、日本大使館の主催によるもので、ウィーンのドナウインゼルという人口の島の一角で毎年この時期に行われます。
Ostern(復活祭)が終わり、今日から学校がまた始まりました。
先週15日からはOsterferien...復活祭のお休みだったので、この休暇を利用してたくさんの地元の人がどこかへ出かけました。
さて、今日はウィーンのちょっと珍しいアングルシリーズです。
前回のウィーンのちょっと珍しいアングル66ではシュテファン大聖堂をいつもと違う角度で見たり、路面電車のポイントの切り替えを話題にしました。
昨日の4月21日はOstern(オステルン)・・・復活祭でした。
カトリックでは3月22日~4月25日に復活祭がやって来ますから、今年は遅い復活祭ということになります。
復活祭と言ってもあまりキリストが復活したことを祝っている空気は教会以外では感じられず、むしろ春の訪れを迎えているといった空気です。
今年の復活祭界隈の天気は非常に良く、日中20℃を超える暖かさが続いています。
太陽の下にいると春ではなく初夏を感じます。
今日4月22日はOsrtermontag...イースターマンデーで祝日です。
先週15日よりOsterferien・・・復活祭休暇に入っていて、多くの地元の人は休暇に出かけています。
しかし、逆にヨーロッパを始め、ウィーンに多くの観光客が訪れますので、街中の交通量は少なくても観光スポットは相当混雑しています。
昨日復活祭のシェーンブルン宮殿の様子をお届けします。
今日4月21日はOSTERN(オステルン)・・・復活祭です。
イエス・キリストが復活したことを祝うことから「復活祭」と呼ばれていますが、ドイツ語では"OSTERN"(オステルン)と言います。
このOSTERNがイエス・キリストの復活を祝うことから日本語では"復活祭"と訳されているだけなので、厳密には正しい訳ではありません。
イエス・キリストが復活することをドイツ語ではAuferstehung(アウフエアシュテーウング)という言葉が使われます。
オーストリアはヨーロッパアルプスを大きく横たえて持っているという地形の特徴があります。
ウィーンは荘厳な建造物が建ち並ぶかつての帝国の都ですから、ウィーンの街中にいる限りアルプスがあるということすら意識しません。
でもちょっと郊外に足を延ばすと豊かで美しい自然に出会えます。
地元の人はこの豊かな自然をそれぞれのペースで楽しんでいます。
散歩、散策、ハイキング、トレッキング、本格的な登山・・・様々です。
うちは自然が大好きなので、仕事の合間をぬって郊外によく出かけます。
たいていハイキングや散策と組み合わせて、その地域の郷土を楽しんでいます。
この前ちょっとしたハイキングをするためにヴァッハウ渓谷に行きました。
オーストリアはウィーンを含めて9つの州から成り立ち、北海道よりもちょっと広いぐらいの国にもかかわらず、それぞれの州に個性があり、"旅"の全ての魅力を持っている美しい国です。
ヨーロッパで一番長く続いたハプスブルグ王朝の拠点であり、伝統的に他民族国家のカラーを持っていましたから、今でも多くの外国人(オーストリアから見ての)が住んでいます。
特にウィーンはかつての帝国の都を今でも偲ばせる街で、多くの外国人が住んでいます。
大多数がヨーロッパ人の顔立ちをしてドイツ語を話しているので、観光としてウィーンを訪れた方には、誰がオーストリア人で、外国人であるということをすぐに判別するのは難しいでしょう。
私も日本人ですからここでは外国人ですが、いわゆる永久ビザを持っていますので、オーストリア人同様、税金、社会保険、年金を納めています。
2018年2月26日付でウィーンに住む外国人はどの国からどのくらい?というタイトルで、ちょっとした統計を御紹介しました。
今日はオーストリア全体での外国人の数と国籍の新しい数を紹介します。
まもなく復活祭です。
今年の復活祭は4月21日ですから、今週の日曜日です。
ドイツ語ではOstern(オステルン)と言いますが、厳密には"復活祭"という訳ではありません。
この時期には至る所にたまご(イースターエッグ)、うさぎ、ネコヤナギが飾られているのが見られます。
これは復活祭の3大シンボルでしょう。
イースターエッグは色々工夫を凝らし、色が塗られていたり、素敵な絵が描かれていたりと色々なスタイルがあります。
どうしてたまごには色が塗られるのでしょうか?
シェーンブルン宮殿と並んで重要なバロック建築のひとつがベルヴェデーレ宮殿です。
ここは2012年クリムト生誕150周年記念の年から入場者がどんどん増え続け、それまで庭園での写真ストップが主流だったものが、オーストリアギャラリーに入場観光することが当たり前のようになってきました。
また、去年2018年はクリムトの没後100年でしたし・・・。
その去年の8月からベルヴェデーレ宮殿はクリムトコーナーの入場制限を導入し、普通の週末でも混んでいる状況となっています。
私もシェーンブルン宮殿と同じぐらいここを訪れることが多くなりました。
今日は青空のベルヴェデーレ宮殿とそこからのウィーン旧市街の眺めをお届します。
復活祭まで1週間を切りました。
今年は復活祭が4月21日とかなり遅いです。
謝肉祭のクライマックスである火曜日の次の日の灰の水曜日から四旬節に入ります。
この四旬節の時期にはたいていの教会の主祭壇はFastentuch(ファステントゥーフ)で覆われます。
つまり、主祭壇を隠してしまうわけですね。
見開きの祭壇などもこの時期は閉じられています。
毎年ウィーンの中心に立つシュテファン大聖堂では個性的かつモダンな四旬節の演出が見られますが、今年はどんな感じでしょう?
先週の水曜日から天気が悪くなり、気温が下がって昨日までは10℃を超えない肌寒い日が続きましたが、今日からまた日中15℃を超えそうです。
復活祭まであと1週間を切りました。
クリスマスとは比較になりませんが、復活祭の空気もいいですね。
年間を通して生活の中ではクリスマスが一番重要ですが、宗教的には復活祭の方が重みがあるでしょう。
実際復活祭と言っても、キリストが復活することを祝うよりも、春の訪れを祝う空気の方が強く感じます。
復活祭のシンボルを何の予備知識なく見たら、キリストとは結びつき難いですよね。
さて、Freyungの復活祭市、シェーンブルン宮殿の復活祭市と話題にしましたが、もうひとつ今日はAm Hofの復活祭市の様子をお届けします。
春のこの時期は、ウィーンの街も日に日に多くの花が咲いていきます。
意図的にウィーン市が公園や街路樹として植えたものや、自然に増えて咲いているものなど様々です。
今日の花は背丈が低いですが、中々見ごたえがある花をお届けします。
復活祭まであと1週間程となりました。
今年は復活祭が4月21日と去年よりも約3週間遅いので、復活祭市なども遅く始まりました。
Freyungやシェーンブルン宮殿などには復活祭市が見られ、復活祭の空気をさらに盛り上げてくれます。
街中を歩けば復活祭を感じさせる装飾が多く見られます。
復活祭はドイツ語ではOSTERN(オステルン)と言いますが、これは厳密にキリストが復活したことを表す言葉ではありません。
OSTERNについては復活祭当日に取り上げますが、地元の生活の中ではキリストが復活することを祝うよりも、春の訪れを祝う空気の方が強いと思います。
この復活祭シーズンに頻繁に見られる代表的なシンボルを3つ紹介しましょう。
今週の火曜日まではいい天気で、日中も半袖で過ごす人も多かったですが、一昨日から気温が下がり、雨が少し降る日が続いています。
昨日は日中10℃もいかなかったので、肌寒かったですね。
今日も予報では昨日よりは若干気温が上がるようですが暖かくはないですね。
しかも週末の予報も寒そうで雨マークです。
さて、復活祭まであと1週間ちょっととなりました。
今年の復活祭は4月21日とかなり遅いです。
前回はウィーンらしいFreyungの復活祭市を話題にしましたが、今日は毎年恒例のシェーンブルン宮殿復活祭市の模様をお届けします
今年の4月1日よりウィーン国際空港での免税手続きが変更となっています。
それに伴い免税手続きの最新状況をお伝えしています。
以下も御読み下さい。
→2019年4月1日<重要>本日よりウィーン国際空港での免税手続きが変更となります
→2019年4月9日<重要>ウィーン国際空港での免税手続きが変更 2
本当はひとつのページにまとめれば分かりやすいのですが、E VARIDATIONも試行錯誤で改善をしている状況なのでコマ切れになることを御了承下さい。
今日はまた少し新しいことがわかったのでここに記載します。
ウィーンの街中は春と同時に復活祭の空気が感じられます。
今年の復活祭は4月21日とかなり遅いです。
復活祭についてはまたこのコーナーでまとめようと思いますが、キリストが復活すること祝うよりも春の訪れを祝う空気を強く感じます。
さて、前回のウィーンによく見られるこの時期の花はラムソンで、花ではなく葉を紹介したので、今日はちゃんとした花をお届けします。
4月1日よりウィーン国際空港での免税手続きが変更となりました。
ターミナル3、ターミナル1にあったオーストリア税関がなくなり、E Validationが税関の代行業務を行っています。
新しく変更された免税手続きはかなりの混乱を招いているようですが、現時点では以前より悪くなったと言えます。
今日はその後の状況をお伝えしますので参考にされて下さい。
ウィーンの街中を歩けば復活祭の空気を至る所で感じます。
今年の復活祭は4月21日とかなり遅いです。
去年は4月1日でした。
キリストが復活したことを祝うものではありますが、実際には春の訪れを祝っているといった空気の方が強く感じます。
クリスマス市ほど多くはありませんが、この時期のウィーンは数か所で復活祭市が開かれています。
今日はそのひとつをお届けします。
3月半ばや終わりには日中の気温が20℃を超える日があり、4月に入っても日中の気温は15℃~18℃ぐらいの初春らしい陽気の日が続いています。
日差しが強いので、太陽の下にいるとかなり暑く感じます。
さて、4月に入って毎年恒例となった飲料水スタンドがいつもの位置に設置されました。
今年は復活祭が4月21日とかなり遅いですが、ウィーンはもう春の色です。
緑も日に日に多くなっていくことがわかり、色々な花が咲いています。
日中の気温は20℃には達しませんが、気持ちのいい気候です。
街中を歩けば多くの人がカフェのテラスでくつろいでいるのが見られます。
さて、前回はベニバスモモを話題にしましたが、今日は"花"ではありませんが、というか花も後に咲くのですが、花が咲く前の方が重要な花をお届けします。
(ややこしい表現になりました)
ウィーンは"森の都"とよく形容され、ヨーロッパの街中で、街の面積に対して緑の比率が最も高い街です。
中心にリンク道路沿いにも多く公園があり、並木も素敵です。
外側にもシェーンブルン宮殿の庭園やプラター公園など大きな緑がありますが、ウィーンの街を外側から囲むもっと大きな緑がウィーンの森です。
ウィーン市のMA42では、ウィーン全体でほぼ1.000ヵ所の公園やちょっとした花が植えられている花壇や街路樹などが植えられている領域管理しています。
中でも寅さん公園は日本に関係ある面白い公園です。
日本に関係があると言えばウィーンでは世田谷公園をすぐに思い浮かべます。
今年はオーストリアと日本の国交150周年記念ですので、ウィーンフィルのニューイヤーコンサートでは世田谷公園が映像で登場しました。
その時に花がとても印象的だったので、春の時期にここを訪れてみたくなりました。
今年は3月31日・・・3月の最後の日に夏時間に切り替わりました。
夜中の2時に時計を1時間進めて3時にするので、1時間損したことになります。
私は毎年この1時間という違いをかなり感じますね。
そう、まさに時差ぼけ的なものです。
EUでは2021年より夏時間が廃止になることが決定し、その後は個々の国がどちらの時間を選ぶことになるということですが、実際はどうなるのでしょうか。
そうなると日本から考えるとちょっとややこしくなりそうですね。
さて、ウィーンはますます緑が多くなり、日中は暖かく、半袖も(個人的には)気持ちいい春の陽気が続いています。
3月30日に日本の岡山県の高校生の皆さんを御案内しました。
3月31日の夜中の2時に時計が1時間進み3時となって夏時間が始まりました。
1時間損したことになりますが、日がさらに長く感じるようになったわけです。
EUで2021年に夏時間廃止が決定しましたので、これからは各国が夏時間か冬時間を選ぶことになります。
4月に入りますます春を感じるウィーンです。
この時期の散歩は気持ちいいです。
私は仕事では観光案内をしているわけですが、仕事を離れた家族との時間も大事です。
時間を見つけては色々な所に出かけています。
うちのお気に入りのスポットで気軽に行けるヒルシュシュテッテンの花壇庭園はウィーン郊外にある大きな植物庭園で、この時期にちょっと出かけてきました。
先日シェーンブルン宮殿の主な入場料金を紹介しました。
宮殿見学にはインペリアルツアー、グランドツアーの2種類が一般的ですが、国家ガイドと観光する場合はハイライトツアーも選べます。
シェーンブルン宮殿にはそれ以外のチケットも販売されていますので、それを今日は紹介します。
滞在時間や興味に合わせて御利用下さい。
個人的にシェーンブルン宮殿は宮殿見学だけではなく、庭園を散策したり、グロリエッテに行くことをお勧めします。
2022年9月23日追記をご覧下さい。
さて今日から4月となり、春の空気が気持ちいいウィーンです。
今年は花がかなり早く咲き始め、もう場所によってはモクレンも散り始めているぐらいです。
今日はウィーン国際空港での免税手続きが変更になった御案内です。
いくつか変更になっているので以下まとめておきます。