3月半ばや終わりには日中の気温が20℃を超える日があり、4月に入っても日中の気温は15℃~18℃ぐらいの初春らしい陽気の日が続いています。
日差しが強いので、太陽の下にいるとかなり暑く感じます。
さて、4月に入って毎年恒例となった飲料水スタンドがいつもの位置に設置されました。
飲料水スタンドは2013年より毎年4月からウィーンの特定の場所に11月頃まで設置されます。
暑い日にはたくさんの人がこの飲料水スタンドを利用し、ウィーンの上水道で喉の渇きを潤します。
時間によっては物凄い行列ができていることも珍しくありません。
こちらはグラーベンに設置された飲料水スタンドです。4月より設置されると書きましたが、実は今年は3月終りには登場しました。
この写真は3月31日の12:30頃です。
ウィーンの上水道はアルプス山脈の湧水ですからとても質がいいです。
その水をベースにしてウィーンのカフェハウスではカフェを提供しますからカフェハウス文化も重要です。
もちろん、ウィーンの家庭で使用しているのもアルプス山脈の湧水です。
「Trink Wasser!」 水を飲もう!
「Trinkwasser」 飲料水
この2つのロゴが飲料水スタンドに見られます。
両方面から水が飲めるようになっていますから、2人同時に使用できます。
しかも横の所にはボタンがあって、それを押すとミストが噴き出してくるというスグレものです。
この飲料水スタンドが活躍する季節になりました。
私はすでに今年、何度となくこの飲料水スタンドに立ち止まって喉を潤しましたし、一緒にここを歩いた日本からのお客様の多くもすでにここで水を飲みました。
ウィーンらしい上品さと開放感があるグラーベンに立つ飲料水スタンドはウィーンの街の1部分となっています。