四旬節に見られるシュテファン大聖堂のモダン芸術

復活祭まで1週間を切りました。

今年は復活祭が4月21日とかなり遅いです。

謝肉祭のクライマックスである火曜日の次の日の灰の水曜日から四旬節に入ります。

この四旬節の時期にはたいていの教会の主祭壇はFastentuch(ファステントゥーフ)で覆われます。

つまり、主祭壇を隠してしまうわけですね。

見開きの祭壇などもこの時期は閉じられています。

毎年ウィーンの中心に立つシュテファン大聖堂では個性的かつモダンな四旬節の演出が見られますが、今年はどんな感じでしょう?

 

 

今年の四旬節のシュテファン大聖堂はこんな感じです。

正面には主祭壇がありますが、銀色のような物で覆われていますね。

しかも天井から多くの石が降って来ているような演出になっています。

写真は祭壇に近い所なので、西側入り口からここに入って来るともっと多くの石が見られます。

この主祭壇のFastentuchは612枚のステンレスで作られていて、空から降って来る石は1.332個もあり紙と段ボールで作られています。

"Ein Himmel aus Steinen"というタイトルで、オーストリアのリンツ生まれの芸術家Peter Baldinger(1958年生まれ)によるものです。

6月10日まで見ることができます。

 

 

 

 

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