今年は3月31日・・・3月の最後の日に夏時間に切り替わりました。
夜中の2時に時計を1時間進めて3時にするので、1時間損したことになります。
私は毎年この1時間という違いをかなり感じますね。
そう、まさに時差ぼけ的なものです。
EUでは2021年より夏時間が廃止になることが決定し、その後は個々の国がどちらの時間を選ぶことになるということですが、実際はどうなるのでしょうか。
そうなると日本から考えるとちょっとややこしくなりそうですね。
さて、ウィーンはますます緑が多くなり、日中は暖かく、半袖も(個人的には)気持ちいい春の陽気が続いています。
3月30日に日本の岡山県の高校生の皆さんを御案内しました。
岡山県明星学院高等学校の特別芸術コースの皆さんとウィーンで1日御一緒しました。
先生2名を含んだ34名様で、皆さんが音楽コースで学んでいます。
この学校では2年に1回のヨーロッパ研修旅行があり、ウィーンには必ず来られます。
シェーンブルン宮殿、ベートーヴェン遺書の家、ヨハン・シュトラウス像、楽友協会ホール、シュテファン大聖堂、中央墓地とかなり詰まった1日でしたが、皆さん興味を持ってしっかり話を聞いてくれました。


こちらはこの日最後の観光場所であった中央墓地です。
天気も良く中央墓地も春でした。
第2門でバスを下りて、墓地に入る前に花屋さんに直行しました。
お世話になっていたり、尊敬している音楽家のために全員が花を買いました。
バラの花を買った方が多かったですね。


ベートーヴェンに花を捧げる生徒さんが一番多かったようです。
モーツァルトにも(記念碑)にも花を捧げた方もいました。
右上の写真は最後にモーツァルトの記念碑の前でアヴェ・ヴェルム・コルプスを皆さんで歌っている場面です。
偉大な音楽家が多く眠る中央墓地での一番有名な場所でこの曲を聞くことができて幸せでした。
皆さん、素敵な歌を有難うございました。
またいつかウィーンに来て下さいね!