ウィーンによく見られるこの時期の花 253(ライラック)

ウィーンは金曜日までは日中の気温が25℃を超え、初夏のような陽気で、太陽の下にいるとむしろ夏を感じましたが、週末より気温が10℃以上下がり、予報によると10日以上15℃に達しない不安定な天気になりそうです。

季節の変わり目の陽気は中途半端で、雲の動きが複雑になりにわか雨が多く来ます。

 

さて、今日もウィーンの至る所で見られるこの時期の花ですが、今年は花の咲き始めが10日~2週間ぐらい早いので、場所によってはかなりの時差がありますね。

 

こちらはドイツ語では

Flieder (フリーダー)、

学名ではSyringa vulgaris、

日本語ではライラックとかリラ、紫丁香花(ムラサキハシドイ)などとも呼ばれています。

モクセイ科、ハシドイ属の樹木で、原産はバルカン半島と言われています。

 

1560年から中央ヨーロッパでは知られ、全体に広がりました。

日本には明治中期に入って来たそうです。

 

こちらは2019年4月25日15:15頃、Stammersdorfで撮影しました。

 


 

高さは2~6m程で、低木もあれば、小さな木であることもあります。

開花時期は4~5月で、花全体では10cm~20cmぐらい、薄紫、濃い紫、白などがあり、一重咲きもあれば八重咲きあり、強い香りを放ちます。

ライラックは20~25種類程あるそうです。

上の写真は薄い紫のライラックと白のライラックです。

 

ウィーンでは圧倒的に紫や薄い紫が多く見られますが、白のライラックを好きな方も多いようです。

こちらは2019年4月13日 11:40頃 ベルヴェデーレ宮殿での撮影です。

でもここのライラックはもうすでに咲き終わっています。

 

 

上の写真はうちの庭に咲いているライラックです。

今年もとても大きく、美しい色で数多く咲きました。

 

2019年4月22日14:50頃の撮影です。

 

 

 

 

 

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