ウィーンによく見られるこの時期の花 471(ベニバスモモ)

ウィーンはずっと青空が広がるいい天気が続いていましたが、昨日から天気が崩れて雨です。

日中の気温も7℃前後で一気に寒くなりました。

さて、この時期ウィーンに咲く花シリーズをどんどん行きましょう。

今年最初の花としてキバナセツブンソウユキワリソウマツユキソウニオイスミレヒメリュウキンカを掲載しましたが、この花も多く咲き始めています。

 

 

ちらはドイツ語では一般的にBlutpflaume(ブルートプフラウメ)、

学名でPrunus cerasifera、日本語では紅葉スモモ(ベニバスモモ)です。

バラ科のサクラ属です。

BlutpflaumeはKirschpflaume (Prunus cerasifera)の葉が赤いものを指し、Kirschpflaumeとの交配から生まれたもので、Blutpflaumeと呼ばれているほとんどがPrunus cerasifera 'Nigra'に属するそうです。

Kirschpflaume はチェリー・プラムとかミロバランスモモとも呼ばれていて、ケルト人達にすでに知られていました。

Kirschpflaume自体の原産はバルカンや中央アジアで、5~8mぐらいの高さです。

日本には古い時代に中国から来たそうですが、日本ではここまでピンク色になるものはおそらくないそうです。

 

 

開花時期は3月~4月初めでサクラよりも10日~2週間程早く開花し、サクラよりも小さめの花です。

花の大きさは1cm~2cmぐらいでしょうか。

高さは15mぐらいにまでになるものもあります。

花と一緒に濃い赤い葉が現れますが、最近のウィーンのBlutpflaumeは、緑が赤っぽく見える葉も多くあるように思えます。

ちなみにソメイヨシノは花が散る頃に緑色の葉が出て来ます。

 

ベニバスモモは街路樹、公園、庭にとにかくよく見られ、こちらでは大変ポピュラーなこの時期の樹木です。

うちの庭にも咲いていて、個人的にも大好きですね。

 

写真は2026年3月25日08:15頃、Schottentor界隈で撮影しました。