ウィーンは朝方こそ一桁の気温ですが、日中20℃近くまで上がる日が続いています。
花は静かに目を覚まし、光は少しずつ色を帯び、まるで季節そのものが優しく微笑みかけてくるようです。
どこにいても、ふとした瞬間に気づきます・・・ああ、春が来たんだなと。
でも明日から気温がぐっと下がり雨の予報になっています。
今年最初の花としてキバナセツブンソウ、その後はユキワリソウ、マツユキソウ、ニオイスミレを掲載しましたが、今日のこの花もウィーンの至る所で見られます。
こちらはドイツ語ではScharbockskraut (シャルボックスクラウト)、
学名ではRanunculus ficaria,
日本語ではヒメリュウキンカ(姫立金花)です。
キンポウゲ科でキンポウゲ属の多年草で、地面からちょっとの高さで、間隔を空けてとても多く咲いています。
遠くから見ているとにキバナセツブンソウやタンポポのようにも見えるのですが近くで見れば違います。
開花時期は3月~5月、高さ5~15cm、光沢のある黄色い花を咲かせます。
花弁は8枚~12枚です。
葉は地面の低い所でかなり密集して見られ、ハート型でちょっとギザギザが入っています。
原産はヨーロッパで、日本では園芸用として入って来たものが野生化したそうです。
ウィーンの街中の公園などには必ずと言っていい程見られ、また標高1400mぐらいまでの山地の林の中や森などにも野生のヒメリュウキンカがたくさん咲いています。
民家の庭などにも非常に多く見られます。
写真は2026年3月20日 14:15頃、シェーンブルン宮殿庭園の一角で撮影しました。


