ウィーンによく見られるこの時期の花 416(マロニエ)

昨日まで青空が広がっていたウィーンですが、今日から週末にかけて予報通り雨です。

昨日寝る時はまだ雨が降っていませんでしたが、おそらく夜中から朝方にかけて降り始めたと思います。

一昨日は青空の中でシェーンブルン宮殿からライブオンラインツアーをお届けできてよかったです。

気温も下がり今日は13℃で、週末せいぜい15℃です。

 

さて、今日は毎年この時期にウィーンの街中の至る所に見られるマロニエです。

 


 

マロニエはドイツ語でGewöhnliche Rosskastanie、学名ではAesculus hippocastanum、

日本語ではマロニエ、セイヨウトチノキとも言われている大型の落葉樹です。

トチノキ科、トチノキ属です。

 

ウィーンではオーソドックスな白のマロニエもあれば赤のマロニエも多くあり、この白と赤のコントラストがとても素敵です。

 

原産はバルカン半島と言われ、中央ヨーロッパに非常に多く分布しています。

ウィーンの街にも至る所に見られ、並木道などでも素敵な演出をしてくれます。

開花時期は4月中旬~5月、高さは30mを超えるものもあり、樹齢は300年を超えることもあるそうです。

7cm~20cmぐらい葉柄(ようへい)を持ち、二等辺三角形状に多くの花を咲かせます。

花が咲いている部分の長さは10cm~30cmぐらいでしょうか。

花の数は20~50ぐらいで、小花です。

 

 

 

赤のマロニエは学名では、Aesculus x carnea で、北アメリカ原産のアカバナトチノキと通常の白のセイヨウトチノキをかけ合せたもので、ベニバナトチノキとも呼ばれています。

白と赤のマロニエを同時に見るとコントラストがとても綺麗で、街の雰囲気も春から初夏です。

 

マロニエの花が咲き始めると花弁には黄色の斑点が見られますが、受粉が終わるとその斑点は赤色に変わります。

セイヨウトチノキはウィーンの3大街路樹のひとつで、この時期至る所に見られます。

 

 


写真は白の拡大マロニエは2023年5月2日10:50頃シェーンブルン宮殿の正門界隈で、それ以外は2023年5月1日9:00頃 市庁舎公園で撮影したものです。

 

 

 

 

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