ウィーンによく見られるこの時期の花 415(キバナフジ)

日本はゴールデンウイークが終わり、今日から仕事始めの方が多いでしょう。

こちらではゴールデンウイークというものは存在しませんが、休暇シーズンがあり、年間5週間の休暇を取るのが一般的です。

休暇シーズンは7月、8月で、こちらは9月から新年度が始まりますね。

 

ウィーンは日中の気温こそ20℃に達しない日が多いですが、春がどんどん進んでいます。

今日も前回のライラックに続き、この時期ウィーンに多く見られる花をお届けします。

 

 

こちらはドイツ語でGoldregen (ゴルトレーゲン)、学名ではLabumum anagyroides、

日本語ではキバナフジとかキングサリと呼ばれています。

マメ科のキングサリ属です。

ドイツ語のGoldは金、Regenは雨なので "黄金の雨"なんていう直訳です。

背丈がかなり高いのもあり、黄色の花がまとまってたくさん咲いていますから遠くからでもよく目立ちます。

 

 

原産はヨーロッパ南部で、開花時期は5月~6月です。

高さは3m~7mぐらいに達し、ぶら下がっているひとつの房が10cm~30cmぐらいで、ひとつひとつの花は蝶のような形をしています。

花が咲いた後、8月ぐらいにできる実は豆果です。

 

キバナフジはたいへんな毒性があることで知られています。

公園や庭などに多く見られ、ウィーン川沿いやウィーンの森南方面の高速道路沿いにもたくさん見ることができます。

 

 

 

 

 

写真は全て2023年5月1日9:00頃、ウィーンの市庁舎公園で撮影したものです。

 

 

 

 

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