FreyungのBIO Bauernmarkt

皆さん、普段の食生活でBIOを意識していますか?

BIO...(こちらではビオと呼んでいます)は日本でいうとオーガニック製品 (有機栽培)で、化学肥料や農薬を使わず、遺伝子組み換えなどを行わない有機農作物や、原料の95%以上に有機農産物が使われた加工食品に用いられます。

日本でもかなりBIOは浸透していると思いますが、こちらオーストリアではそれ以前から日本以上にBIOの意識は高いと思います。

BIO製品は基本的に大量生産できる食品と比べれば割高であることが多いので、美味しければいい、お腹がいっぱいになれば同じ・・・と考える人は多いでしょうね。

うちは奥さんがBIO嗜好なので、可能な限り食品はBIO製品です。

化学肥料などを大量に与えられた家畜などから生産された製品は、値段が安くてもそれを食べる人間の健康には悪影響を与えますし、動物虐待などをしている実情が多くあり、動物愛護にもつながります。

個人的にはたまに食べたくなるケン〇ッキーなどはどのように鳥が扱われるかはかなり知られているのではないかと思います。

どこのスーパーに行ってもBIO製品が多く置かれていて、BIO専門の店も多く見られるようになりました。

クリスマス時期に美味しかったラクレットもBIOのホイリゲですし、カールス教会前のクリスマス市もBIOのスタンドです。

今日はウィーン中心部のFreyungに定期的に出るBIO市場を紹介します。

 

Freyung (フライウング)はハプスブルグ家の前のバーベンベルク王朝時代にウィーンに宮廷を移したハインリヒ2世が、アイルランドからベネディクト会の修道士をここに呼んだ1155年から存続している歴史あるショッテン修道会と付属教会がある美しい広場です。

 

ここはかつては "Gegend bei den Schotten" (ショッテン修道会わきの地域)と呼ばれていました。

ドイツ語で現在のスコットランドはSchottlandと呼ばれていますが、Schotten は当時はアイルランドを意味していました。

Freyungという名は、このショッテン修道会に属した場所は、街からの行政が及ばない治外法権的な場所だったということで、ここに来れば自由になれる・・・ということから由来しています。

 

ここに毎週金曜日と土曜日の9:00~18:00にBIO製品を製造している業者の屋台が並びます。

右上のトレードマークには25年と書かれていますが、このBIO Bauernmarktは1993年からですので、今年で30年ということになります。

先日撮影したものですが、トレードマークが5年前からアップデートされてないんでしょうね(笑)。

 

ドイ語で現在のスコッンドはSchtlndばていますが、Schotten は当時はアイルランドを意味していました。

 

Freyungという名は、このショッテン修道会に属したこの場所は、街からの行政が及ばない治外法権的な場所だったようで、ここに来れば自由になれる・・・ということから由来しています。

 

 

その時によって屋台の数が違っていることがあります。

この時は7軒しか出てませんでしたが、実際は15の業者が登録しています。

 

 

30年目ということで、常連のお客さんが多くいるようです。

毎週のことですからね。

スーパーに並んでいるBIO製品よりも豊富な種類があり、その場でBIOのワインを飲みながら食べることもできます。

 

食べることは生きていく上で必要不可欠であり、楽しみのひとつです。

毎日のことで無意識に積み重ねられて行きます。

だからこそBIO製品を意識されみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

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