ウィーン 街中のクリスマスイルミネーション 2 (2022年)

今日のウィーンも朝は冷え込んでいます。

私の所では朝8:30の時にはマイナス4.5℃もありました。

クリスマス休み最後の日曜日で静かな朝です。

今年は"Heilige Drei Könige"が木曜日、その後は金曜日、そして週末・・・明日から学校も始まり、仕事に出る人が多いでしょう。

 

さて、ウィーン 街中のイルミネーション をお届けし、好評を頂きましたので、今日はまた見られるイルミネーションを紹介します。

 

こちらはイルミネーションだけ見ているとグラーベンを思わせるのですが、街並みがグラーベンとは違いますし、通りも細いですね。

ここはウィーン旧市街にあるTrattnerhofです。

グラーベン29,29A番地にはこの通りと同名のTrattnerhofという歴史ある建物があります。

この写真で見ると左側が29番地、右側が29A番地で、この2つの建物がTrattnerhofで、同じ名前の幅10mの通りがこの建物を分けています。

元々ここは1つの大きな建物でしたが、1910年に以前のTrattnerhofが所有者が変わったため取り壊されて、新たに2つの建物が別々に建てられました。

この時に以前のようなひとつの大きな建物にするはずでしたが、1912年に建築途中でプランが変更となり、実現しませんでした。

 

余談ですが取り壊される以前のTrattnerhofには1784年の初めからその年の9月29日までモーツァルトが3階(日本で言うと4階)に住んでいて、四旬節には3回のコンサートを行っています。

また、モーツァルトの長男カール・トーマスもここで生まれています。

 

ここのイルミネーションはグラーベンと全く同じ形をしていますが、グラーベンのイルミネーションのミニチュア版みたいな感じですね。

 


こちらはウィーン旧市街のDorotheergasseです。

Dorotheergasseは中世の頃、グラーベンの南側にある2つの畑地域の境であり、15世紀にSt.Dorothea修道院が設立されたことから通りの名前になっています。

実はこの通りは最初に話題にしたSpiegelgasseの隣で、ほぼ平行に通っています。

こちらは細長い棒のようなものが4本一組でジグザグのように角度を変えながら設置されています。

何となくロウソクを思わせますが、シンプルですね。

雑踏を避けてこのような通りを歩くだけでも歴史を感じるウィーンです。

 

 

 

 

 

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