昨日のシェーンブルン宮殿はかなりの混雑

オーストリアでひとつの観光スポットとして最も多くの方が訪れるのはシェーンブルン宮殿です。

ヨーロッパで重要なバロック建築であり、世界遺産にも登録されていますので、ウィーンに初めて観光で来る方はシェーンブルン宮殿を見学しないことはほとんどないでしょう。

私もオーストリア国家公認ガイドとし年間を通して仕事をしていると、シェーンブルン宮殿には一番多く来ているかもしれません。

ここは一般団体ツアーではまず観光ポイントに含まれていますし、個人のお客様ともシェーンブルン宮殿を2時間ぐらいかけてゆっくり観光することもあります。

コロナが世に出回ってもうすぐ3年が経とうとしています。

オーストリアはこれまで5回のロックダウンを経験し、コロナ以前とは違う生活スタイルを強いられることになりましたが、それも元に戻りつつ、そしてもうほとんどの人が感染済みで、周辺からは多くの観光客が戻ってきました。(日本を含めてアジアからはまだまだですが)

今年はクリスマス市の規制もなく(シェーンブルン宮殿のクリスマス市2022年)、2007年に導入されたアドヴェント時期の4回の土曜日の中心部へのバス規制も3年ぶりで行われていて、週末のウィーンはかなりの混雑状況です。

シェーンブルン宮殿も早くから混雑し始めていました。

 

 

昨日は朝8:15頃グループの皆さんとシェーンブルン宮殿でミートし、宮殿見学から始まりました。

この時はシェーンブルン宮殿もちょうどオープンしたばかりで、清掃の係などがいて入場ゲートでもちょっとだけ待ち時間がありました。

私たちが昨日、一番最初の宮殿訪問者でした。

何も貰えませんが、何か得した気分になりますね。

グランドツアーを終えて宮殿から出てきた頃にはかなりの人出でした。

アドヴェント時期の週末ということもあり、多くの観光客が周辺からウィーンに来ています。

こちらは10:10ぐらいの宮殿正門界隈で、ここのクリスマス市もちょうど開いた所です。

 

 

 

これは同じ時間帯の一般チケット売り場の光景です。

入場チケットを買うためにかなりの行列ができていますね。

コロナ以前であれば、もっと外まで行列が出来ていると思いますが、それでも十分混んでいます。

 

シェーンブルン宮殿の入場を考えている方は朝一番か閉館に近い頃が待たずにチケットを購入できます。

ネット上から事前予約することもできますが、時間がかなり大雑把で、変更できないため、制限がありますね。

国家公認ガイドと観光すれば事前予約をしますので待つことは絶対になく、ほぼ希望の時間にすぐ入場できます。

 

 

 

 

 

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