ウィーン国際空港での免税手続き (2021年9月以降)

内容はほぼ同じですが最新情報を2023年7月14日付で掲載しています。

 

 

これまでの旅行で免税(TAX FREE) の手続きをして書類を持っている方は、帰国時に免税品を手荷物にするか、スーツケースに入れるかを決めます。

液体類や刃物などは無条件でスーツケースに入れることになります。

免税の手続きは、"EUの最後の都市で行う"という規則があります。

ウィーン空港での免税手続きは2021年9月からデジタル化されています。

 

ウィーン空港で免税手続きをする場合は以下3つのどれかに当てはまります。

 

 

①オーストリア航空やANA(全日空)直行便で帰る場合

   もしくは経由でウィーンが最後のEU都市である場合

 

 

オーストリア航空の直行便の場合はウィーンがもちろん最後のEUの都市ですから、免税品を手荷物にしようがスーツケースに入れようがウィーンで手続きします。

 

●手荷物にする場合→こちらから

搭乗券チェックを通り、セキュリティーチェックを受け、さらにパスポート審査の後、

手荷物用の税関の窓口があるのでそこで品物を見せ、スタンプをもらう。

 

 

●スーツケースに入れた場合

チェックインをする前に空港内にある"Digital Export Validation"で手続きする。

 

 

 

②EU都市経由で免税品が手荷物

 

経由で免税品を手荷物にする場合は最後のEU都市で手続きします。

例えばウィーン~フランクフルト~成田であればフランクフルトで行うわけですから

ウィーンでは何もする必要はありません。

 

 

 

③EU都市経由で免税品がスーツケース

 

経由で免税品をスーツケースに入れた場合は、スーツケースはウィーンからスルーで日本まで流れるので、

ウィーンで手続きします。

チェックインをする前に空港内にある"Digital Export Validation"で手続きする。

 


 

こちらは出発ロビー階にあるDigital Export Validation(DEV)です。

ここでは自分のスマフォなどの端末からここのDEV WiFiに接続する、もしくはここに設置されている処理機で手続きします。

パスポートをスキャンすると、あなたが購入したTAX FREEに該当する商品が表示されます。

ここでスーツケースに入れた品物だけにチェックをします。

 

※TAX FREEに該当する商品が全て表示されますので、手荷物として持ち込む物にはチェックをしないで下さい。

 

 


 

手続きが完了したら、その先にある窓口でクレジットカードの口座に振り込む手続きをしましょう。

現金にも変えてくれますが、7ユーロの手数料がかかります。

万が一ここが混んでいてフライト時間に間に合わない時には、Global、planetであればその先にあるボックスに投函できます。

 


 

1枚の免税書類に複数の品物があり、この品物は手荷物で、残りはスーツケースで・・・というのはダメです。

必ずどちらかに統一して下さい。

 

でも書類が複数あり、この書類の品物は手荷物で、こちらの書類の品物はスーツケースで、というのはOKです。

 

貴重品や割れ物などの免税品は絶対に手荷物にして下さい。

スーツケースは想像以上に乱暴に扱われていますので、壊れる可能性があるからです。

 

経由で免税品を手荷物にする場合は、ウィーンから経由地に行く便が万が一遅れたり、また経由地での乗り継ぎ時間が短かったりすると、免税手続きをする時間がなくなることがあります。

 

免税手続きは義務ではありません。

EU外からの旅行者は髙い消費税を100%払う必要はないというあくまでもサービス的なものです。

そのため手続きがめんどうだからという理由で、やらなくたっていいわけです。

いわゆる権利放棄です。

でもせっかくいくらか戻って来るわけですから、やっぱり時間があれば手続きした方がいいですね。

 

 

 

 

 

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