ウィーンによく見られるこの時期の花 395(ルスティフィナ)

早いもので7月も後半になりました。

日本は今日ぐらいから夏休みに入る地域が多いのではないでしょうか。

こちらは7月1日が学校の成績表をもらう最後の日で、翌日から夏休みに入っていますから、日本よりも長いです。

それに合わせて社会は休暇シーズンですね。

今年は色々な所へ出かけている人も多いでしょうし、ウィーンの街中も周辺からの旅行者がかなり多く見られますが個人旅行者が多く、グループは全体的に少なく、特に日本を始めとして中国、韓国、アメリカなどのグループはまだ時間がかかるようです。

 

さて、この時期は限られた花しか咲いていませんが、今日は特徴的なよく見られる花を紹介します。

 

こちらの写真に咲いている花が見えますか?

よく見ると細長い赤い花がたくさん咲いています。

こちらはドイツ語で

Essigbaum(エッスィヒバウム)、

学名ではRhus typhina,

日本語ではラテン語そのままのルスティフィナでいいと思います。

ウルシ科のウルシ属です。

 

原産は北アメリカ東部で、ヨーロッパではすでに17世紀から植えられていたことが確認されています。

 

高さは3m~5mぐらいで、開花時期は6月~7月です。

葉は30cm~60cm,11枚~31枚あり、花は20cmぐらいの細長い三角錐のような形で、そこには細かくたくさんのブラシのような花を咲かせますが、これは遠くからでは見ることができません。

秋になると葉はとても綺麗に紅葉します。

 

このルスティフィナは紅葉が美しいことからこちらでは観賞用として庭などに好まれて植えられているため、ウィーンの街中ではどこでも見られるというものではありません。

 

 

 

 

 

 

写真は2022年7月7日 15:45頃、TullnのSTARKLの庭園で撮影しました。

 

 

 

 

 

 

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