散歩の途中にぶどう畑でSturm(シュトゥルム)を飲んだ

秋の深まりを感じるウィーンです。

多くの街路樹の葉が黄葉しています。

まもなく冬時間になり、これから日がさらに短く感じてきます。

でもまだまだ青空が広がるいい天気の日が多く、たくさんの人が自然を満喫しています。

先日、うちがよく歩くStadtwanderweg 5に知り合い家族と行きました。

この日も青空が広がるいい秋晴れでした。

この辺りはぶどう畑があり、本来の観光化されていないホイリゲが多くあります。

ここで秋の味覚であるSturm(シュトゥルム)を飲みました。

 

TURM (シュトゥルム)とは収穫後のブドウを絞り、そのブドウジュースの発酵が始まった飲み物です。

収穫したブドウをプレスして、発酵させてワインにするわけですが、ブドウジュースの甘さと発酵しているガスが混ざり、さらにアルコールが少し出始めた絶妙の飲み物です。

言ってみれば"濁り酒"です。

 

ブドウジュースの甘さと若干の酸味が混ざり、とても口当たりがいいのですが、発酵している状態なので、飲んだ後も胃の中で発酵を続ける!?というものなので、空きっ腹に飲むと人によっては結構きます。

 

その時の御客様もシュトゥルムを試されましたが、飲んでからはいい色のお顔になってました。

アルコール度は発酵最中ですから厳密にはわかりませんが、2度~5度ぐらいといわれています。

 

絞りたてのブドウジュースはTraubenmost (トラウベンモスト), MOSTはいわゆる果物から絞ったジュースの名称であり、この段階でのブドウジュースはTRAUBENMOST(トラウベンモスト)と呼ばれています。TRAUBENMOSTは場所によってはアルコールが少し入ってる場合もあります。

場所によっては、MOSTとSTURMの2つが提供されています。

 

ウィーンの有名なレストランやカフェなどでもこの時期はシュトゥルムを提供する所がたくさんあります。

市場や街中の出店などでは瓶単位で買って行くことができますが、その場で飲むこともできます。

たいてい1/4Lの量で提供されています。

 郊外に行くとワイン製造農家で直接シュトゥルムが売られています。

郊外には写真で見られるようにブドウ畑の中で飲める店も多くあるのでハイキングなどのついでにホイリゲに足を延ばす人がたくさんいます。

個人的にはSchilcher Sturmのファンなのですが、この普通のシュトゥルムも美味しかったです。

 

 

 

 

 

 

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